Astell & KernやNoble Audio、Campfireの完全ワイヤレスも
本日まで開催、「ポタフェス 2022冬」注目の展示をピックアップ
FiiO FW5
ポタフェスの直前に発売が開始された「FiiO FW5」はマルチドライバーかつ独立したDAC/アンプ統合チップとしてAK4332が搭載されている音質志向の製品だ。価格は3万3000円。
特徴は、音量調整に物理ボタンを使用する点で、基本的にはスマホ側のボリュームは最大にして「FiiO FW5」側のボタンで音量操作をする。スマホ側のボリュームを最大にすることでデジタル計算による劣化を避けることができるのでより高音質で楽しめるというわけだ。
音は落ち着いた上品なオーディオマニア向けのサウンドだと感じた。同じくエミライが扱う「FoKus Pro」の派手な音作りとも対照的なサウンドなので棲み分けができるかもしれない。
Noble Audio FoKus Mystique
Noble Audioからはマルチドライバーを搭載した完全ワイヤレスイヤホン「FoKus Pro」の後継機種「FoKus Mystique」の世界初展示がなされていた。ドライバー構成は「FoKus Pro」と同じだが、再チューニングが施されている。また外音取り込み機能が追加され、フェイスプレートのデザインが変更されている。
聴いてみると「FoKus Pro」に似た先鋭的でアタック感の強いサウンドが楽しめた。価格等は未定だが、おそらく「FoKus Pro」に近いものとなると思われる。
また、同ブランドではサプライズとして「FoKus Prestige」が参考展示された。これは、FoKus Mystiqueと中身は同じだが、素材やデザインが異なる製品で、FoKus Mystiqueが通常製品なのに対してFoKus Prestigeは限定製品となるようだ。価格はやはり未定だが「FoKus Mystique」より多少高くなると思われる。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります