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Noble Audio新モデルに長蛇の列、FiiOは独自性が高い製品、オーディオ向けキーボード?も

ポタフェス 2022冬が東京でひさびさ開催!

2022年12月17日 17時40分更新

FiiOの新機軸プレーヤーに注目、なんとオーディオ用キーボードも?

 FiiOブランドでは据え置き型のデジタルオーディオプレーヤーの「R7」、ハイレゾプレーヤーの「M15S」、DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプの「Q11」、デスクトップ用USB DAC「K9」、イントラコンカ型イヤホンの「FF5」、2BA+1DD構成のハイブリッド型イヤホン「FH15」、そして、オーディオ操作に特化したメカニカルキーボード「KB1」など、今回も参考出品が豊富。

左がR7、右がK9。K9は既発売のK9 Pro ESSからUSB端子やMQA対応を外したものだが、ハードウェア的にはほぼ同じで、THX-AAA 788+ヘッドホンアンプなどを搭載。

 注目のR7は、強力なUI・DAC部を持つデジタルオーディオプレーヤーに据え置き用のアンプを搭載させて電源を強化したらネットワークオーディオプレーヤーになるのでは?」というコンセプトで開発した新機軸の製品で、「M11Plus ESS」譲りのプレーヤー性能とTHX-AAA 788+」ヘッドホンアンプ回路を2基搭載。4.4mm、XLR(4pin)のバランス駆動用出力、XLRライン出力などを搭載している。DACはESS製の「ES9068AS」。PCM最大384kHz/32bit,DSD256の再生に対応。3000mW(32Ω・バランス出力時)と高出力でありながら、S/N比122dBの低ノイズ性を両立している。また、最大5段階のゲイン設定が選べ、感度の高いイヤモニからハイインピーダンスのヘッドホンまで幅広い機器を駆動できる。

 OSにはカスタム版のAndroid 10を採用。高品位な外部電源を接続できるDC給電モード、Ethernet端子、最大2TB対応のマイクロSDカードスロット、USBストレージからのファイル読み込みなどにも対応する。発売は今冬を予定。価格は未定。

KB1。何度も押したくなる押し心地

 また、KB1は、USBケーブルでPCやスマートフォン、DAPと接続し、音楽の再生/停止や切り替え、音量調整からミュート操作が可能な面白いコンセプトの製品。キーは3つのみで、ノブと合わせて専用のPC用ソフトでボタンコンフィグやLEDライト効果をパーソナライズできる。USB Type-C端子を背面と左側面に2基搭載。Kailh製「Kailh Box White Switch」のメカニカルスイッチ、TTC製のホットスワップソケットを採用。ボディ素材は堅牢な「アルミニウム-マグネシウム合金」をCNC切削加工したもの。ボディ底面には滑り止めと衝撃を吸収する役割を兼ねた「EVAフォームマット」を採用する。発売は今冬を予定。価格は未定。

M15Sは、人気機種となった「M15」の発表から1年半が経ち、最新世代ヘッドホンアンプ回路を搭載して登場。最大1100mW(32Ω・バランス出力時)もの大出力。Snapdragon 660搭載でストリーミングアプリのスムーズな動作が可能。

Q11は「Q1MK2」の後継機種として開発。ハイレゾ音源の再生にフル対応(PCM384kHz/32bit、DSD256)するほか、4.4mmバランス駆動用出力やUSB Type-C端子を搭載。小型・軽量でも最大600mW(バランス・32Ω時)の大出力だ。

FF5はイントラコンカ型イヤホンの最上位モデルで、カーボン繊維をベースにPU(ポリウレタン)を組み合わせた新型ダイヤフラムを採用。直径14.2mmの大型ダイナミックドライバーを搭載する。

FH15は「FH5」の後継機種で、Knowles製BAドライバー3基+カーボンファイバー振動板を採用した10mm径ダイナミックドライバーのハイブリッド構成。

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