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スイッチャーや編集用コンソールと1台でマルチに活躍するStream Deck +の魅力をチェック!

2022年12月20日 11時00分更新

「Stream Deck +」。実売価格は3万3000円前後

 「Stream Deck」シリーズと言えば、YouTubeやTwitchといったインターネット配信はもちろん、コンテンツ製作者向けに便利な機能を備えたショートカットデバイスだ。

 CORSAIRの周辺機器ブランド「Elgato」から販売されており、ボタン数を増やした上位モデル「Stream Deck XL」やフットペダル型モデル「Stream Deck Pedal」など、現在は多様な製品を展開している。

 12月16日に販売開始となった「Stream Deck +」は、そんな同シリーズの最新デバイスであり、新たにダイヤルキーやタッチパネルを搭載するなど、従来にない特徴を備えたモデル。

 キーの種類が増えたことでより柔軟な割り当てが可能になったほか、タッチパネルのスワイプ操作によるプロファイル切り替えといった新しい操作にも対応し、高い拡張性を実現している。プログラマブルキーボードや、いわゆる「左手用デバイス」に興味があるユーザーにとって、新たな選択肢になりそうだ。

多様なキー操作を実現、ストアにも注目

本体サイズはおよそ幅138×奥行110×高さ140mm

底面はスタンド状になっており、傾斜角度は固定

PCへの接続は付属のUSB Type-C to Aケーブルを使用する

 「Stream Deck +」は、これまでのような8つのLCDキーに加え、新たに4つのダイヤルキーおよびタッチパネルを搭載する。それぞれのキーおよびパネルの要素は「Stream Deck」アプリから割り当てが可能となっており、カスタマイズ次第で、配信向けのスイッチャーやオーディオミキサー、クリエイティブアプリ向けのコンソールといった、あらゆる用途で利用できるのが大きな特徴だ。

ひとつのキーで必要な機能が実行できる!

LCDキーは本体上部に合計8つを配置

専用アプリ「Stream Deck」からキーを割り当てる

 LCDキーの使い方は基本的にこれまで通り。タップひとつで操作でき、配信ソフトのシーンやカメラ切り替え、マイクのオン/オフやアプリ起動、エフェクトの使用といった項目を事前に設定しておくことで、必要な機能がボタンひとつでアクセスできるようになる。

 複数の操作を1ボタンで実現するマルチアクションも設定できるほか、設定項目によってはキーのLCDパネルをリアルタイム情報のモニタリングにも利用可能だ。

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