仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」(ワークスモバイルジャパン)の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第96回は、年末年始に使える期間限定スタンプについて解説する。
年末年始に使える、2ヵ月限定のあいさつスタンプを提供
そろそろ、今年の仕事納め。そして、年末年始、同僚や取引先などに挨拶する機会が増えるだろう。コロナ禍が長引いて、忘年会と新年会を見送る企業が多く、メッセージで挨拶することもあるだろう。関係者全員にとなるとすごい数になるので、メッセージはコピペになるかもしれないが、定型文だけだと受け取る方はちょっと寂しいもの。そこでおすすめなのがLINE WORKSのスタンプだ。
いつも使っているスタンプだと手抜きに思われてしまう心配もあるが、ご安心を。2022年12月1日から2023年1月31日まで、期間限定で「年末年始ごあいさつスタンプ」を提供している。使い回しではなく限定なので、気兼ねなく利用してよい。
期間限定スタンプは全部で16個だ。クリスマスが1個、「よいお年を」「来年もよろしく」など年内に使えるのが3個、「健康第一」が1個、正月用が11個となっている。
あまり、取引先にメリークリスマスと言うことはないかもしれないが、ニュートラルに使えるスタンプが1つ用意されているので、送る際は活用しよう。
12月下旬、仕事終わりの前後には締めの挨拶を送っておきたい。「今年もお世話になりました」が女性版スタンプしかないので、男性はテキストで挨拶し、年越しそばを食べている「良いお年を」のスタンプを送ればよいだろう。挨拶をいただいた返信であれば、性別関係なしの「こちらこそ、来年もよろしくお願いします。」スタンプを利用できる。
期間限定スタンプは敬語が多く、カジュアル過ぎないデザインになっているので、取引先やビジネスパートナー、上司に送ることもできる。LINE WORKSは個人用LINEとつながることもできるので、社外に向けても利用したい。
社外のLINEユーザーとLINE WORKSでやり取りする方法は「会社のLINE WORKSを顧客のLINEとつなげて営業ツールとして使ってみる」を参照してほしい。
自分が喪中もしくは喪中の相手に挨拶する場合は、「旧年中はお世話になりました」スタンプが利用できる。「おめでとう」が入っていなければよいので、「今年もよろしくお願いします」スタンプが使える。ただ、どちらも女性スタンプなので、男性であればウサギだるまが手を振っているスタンプもしくは餅を食べているスタンプが無難かもしれない。
ちなみに、喪中の相手からあけましておめでとうございますと言われたなら、普通のスタンプを返してもOKだ。
LINE WORKSだからこその柔らかいスタンプコミュニケーションを活用して、2023年もしっかりとビジネスを進められる下準備を行なっておこう。
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