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小さいけどたくさん載る! Honda「N-WGN」に2週間乗ってわかった利便性

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、Hondaの「N-WGN」についてレポートします。軽スーパーハイトワゴンと呼ばれる「N-BOX」ほどの車高はないものの、そのぶん車両価格が控えめで、居住スペースも確保されている使い勝手の良いクルマとして人気の車種です。そんなN-WGNに2週間試乗したので、良かった点&悪かった点をお伝えします。購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください!

Honda「N-WGN」 はこんな車

 「暮らしの中の“なにげないシーンが幸せ“」をコンセプトに、日常が過ごしやすく快適になる機能をたくさん搭載しています。ボディーカラーはグレードにより設定が異なりますが、6色展開なので自分にピッタリの色を選ぶことができそうです。青や緑などの大人っぽい色が多いので、男性も選びやすそうです。通勤や買い物などの日常使いにピッタリ&衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能などの安全性能も充実しているので、運転に自信がない人にも安心なクルマとなっています。

 試乗したのは「N-WGN L 特別仕様車 STYLE+ BITTER(FF)」です。

Honda「N-WGN L 特別仕様車 STYLE+ BITTER(FF)」の主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1675mm
ホイールベース 2520mm
車重 850kg
エンジン 660cc 水冷直列3気筒
最大出力 58PS(43kW)/7300rpm
最大トルク 65N・m(6.6kgf・m)/4800rpm
車両価格 154万9900円

 それでは、細かくチェックしていきましょ~!

N-WGNのいいところ その1
運転が苦手な人でも走らせやすい

 ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで、運転しやすいクルマです。走行音に関しては、めちゃくちゃ静かというわけではありませんが、普段話しているときのボリュームで会話を楽しめます。ただ、アクセルをベタ踏みすると唸りながら徐々に加速していったので、フル乗車での坂道や高速はキツそうだなと感じました。ですが、このクルマのターゲット層が、街乗りメイン&1人か2人で乗る人ということなので、フル乗車の機会はあまりないかもしれませんね。

 また、ボンネットが短いので、車両感覚が掴みやすい&運転席からボンネットの両端が見えるので、駐車するときに助かりました。運転が苦手な人にもピッタリの車と言えるでしょう。

N-WGNのいいところ その2
小さいボディーに広い車内

 小さくてコロンとした見た目とは裏腹に、車内は広々していて過ごしやすいのがポイント。シートも厚くて弾力があるので、長時間座っていても疲れませんでした。

前席中央の床部分が繋がっているので、足を伸ばせてリラックスできます。これはイイ!

運転席&助手席シートを1番低い位置、後ろに下げた状態にして158cmの私が座ると、こぶし4個分くらい頭上に余裕があります。足周りは、膝をピーンと伸ばして座ることができるくらいの広さがあります

後席頭上は、こぶし3.2個分くらいのスペースがありました。助手席を1番後ろにスライドさせると、足周りはこぶし4個分、1番前にスライドさせるとこぶし8個分くらいのスペースとなっています。広い!

 ただ、後席にドリンクホルダーがないのは少し気になりました。これもターゲット層ゆえでしょうか。

N-WGNのいいところ その3
操作しやすい位置にあるスイッチ類

 最近の軽自動車はスライドドアが主流となっていますが、N-WGNはヒンジドアとなっています。スーパーの狭い駐車場に停めた際に、お子様が思いっきりドアを開けてしまい隣の車にぶつかった……というケースは考えられるかもしれませんので注意しましょう。

また、ハザードボタンやエアコンボタンなど、すべて手に届く&操作しやすい位置に設定されているのも使いやすいですね

ドアの開口部が広く、乗り込みやすいのも◎。また、ドア入り口部分はフラットになっているので、ヒールが引っかかる心配もありません。目立たないけど、こういう使い勝手を緻密に考えられているのはうれしい!

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