スマートウォッチ市場がさらに拡大するための3つのポイントは
「価格」「バッテリー」「健康機能」
スマートウォッチ市場は現時点では、スマートフォンなど既存ハードウェアメーカー(アップル、サムスン、シャオミ、ファーウェイなど)、新興メーカー(Noise、Amazfitなど)、GPSナビ由来のGarmin、そして時計ブランド(FOSSIL、セイコー)など、さまざまなバックグラウンドを持つメーカーが並び立った状態だ。
ようやく市民権を得たといえる段階に来たが、今後市場がどのように発展するのか。
CSS Insightの調査によると、初めて購入する人、買い替えの人、ともに上位に挙がった購入動機として、健康データを得られることを理由に挙げている。脈拍など心臓の健康状態を把握する機能はエンゲージが高いそうだ。
所有すると使い続ける傾向が高いというが、最大の不満はバッテリー持続時間。これについては納得という読者の方も多いのではないか。所有していない人の関心は非常に高いこともスマートウォッチ市場の特徴だが、価格が障害になっているという。
そこでCSS Insightでは、価格、バッテリー、健康機能の改善の3つを、購入を躊躇う人に訴求するポイントとしてあげている。
筆者紹介──末岡洋子
フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている
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