テックウインドは11月28日、iPadやMacをセカンドディスプレーとして使える米Astro HQ LLCのアダプター製品「Luna Display」を発売した。USB Type-C版とHDMI版をラインアップし、実売価格は各1万9800円前後の見込み。
Luna Displayは、セカンドディスプレーの画面をメインディスプレーの画面の複製・拡張として使用できる製品。Windows PCやMac(メインディスプレー)とiPadやMac(セカンドディスプレー)にそれぞれLuna Display専用アプリをインストールすることで外出や在宅勤務などの様々な場面で利用が可能。
本製品をメインPCの端子に接続し、専用アプリをメインPC(Windows、Mac)、セカンドデバイス(iPad、Mac)それぞれにインストールするだけですぐに使用できる。接続方法は無線、有線のどちらでも可能。無線接続の場合はメインPCとセカンドデバイスが同じローカルネットワークにつながっている必要がある。独自開発されたビデオ圧縮技術「LIQUID」により、遅延のない画面表示や高品質な表示が可能だとしている。
セカンドディスプレー化したiPadの画面はタッチ機能に対応し、タッチジェスチャーをはじめ、タッチペンで書き込んだものを入力することも可能。また、セカンドデバイス側のキーボードにも対応し、タイピング入力することもできる。
無線で作業ができるため、不要なケーブルが見えないスッキリとしたPC環境を作れるほか、出張や旅行、リモートワークのワークスペースなどへの移動が快適になるという。また、セカンドディスプレーになったiPadでのダブルタップやピンチなどのタッチ機能、ペン入力で効率的なイラスト作業が可能。今使用しているアプリでも操作可能なため、外出先でイラスト作業したものを保存し、戻った後に続きの作業をするといった使い方もできる。
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