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5号車マッハ号冨林、SUPER GT最終戦は不運なアクシデントで有終の美を飾れず

GT300のチャンピオン争いは逆転に次ぐ逆転で
ポイント圏外に落ちていた56号車に!

 なお、注目のチャンピオン争いは二転三転する大波乱の展開となった。チャンピオン候補の一角だった61号車 SUBARU BRZ R&D SPORTが予選でクラッシュを喫して後退したことで、ランキング首位の56号車 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rが圧倒的に有利になったと思われたが、決勝レース後半でタイヤが外れるというアクシデントが発生。ポイント圏外まで順位を落とし、一時は56号車もチャンピオン争いから脱落しかけた。

55号車はポールポジションも獲得した

55号車ドライバーの武藤英紀選手/木村偉織選手

 代わってチャンピオンの可能性が出てきたのは、第7戦オートポリスを制して奇跡の逆転王座を狙う52号車 埼玉トヨペットGB GR Supra GTと、10号車 TANAX GAINER GT-Rの大草りき。ポジション次第ではどちらかがチャンピオンを手にするという状況だったが、終盤に来て両車ともペースが伸び悩み、特に10号車は富田竜一郎が必死にポジションを守ろうとするも、迫り来るライバル(87号車と88号車のランボルギーニ)の勢いに屈し、ファイナルラップで6番手に後退した。

56号車 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R

最終戦の順位は19位だったが、ポイントでトップだったためチャンピオンを決めた

 この結果、最後の最後でポイントリーダーは再び56号車となり、藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組が2020年以来となるGT300チャンピオンに輝いた。

2度目の戴冠となった近藤真彦監督(中)、藤波清斗選手(左)とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手(右)

 なお、優勝は55号車 ARTA NSX GT3(武藤英紀/木村偉織)。今季はトラブルやアクシデントに悩まされるシーズンを過ごしていたが、最後の最後で好結果を残した。

最終戦でポールトゥウィンを果たした55号車

GT500(左)は12号車カルソニック IMPUL Zが27年ぶりのチャンピオンを獲得。GT500、GT300ともに日産が王座に輝いた2022シーズンだった

レースクイーンも1年間頑張りました

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