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ASUS、6軸ジンバルで強力動画撮影のコンパクトハイエンドスマホ「Zenfone 9」を発表

2022年11月02日 11時00分更新

 ASUS JAPANがAndroidスマートフォン「Zenfone 9」の日本発売を発表した。グローバルでは7月に発表・発売されたモデルで、最新フラッグシップに位置付けられる。日本向けには、メモリーとストレージ容量が異なる3モデルが用意され、価格は8GB+128GBが9万9800円、8GB+256GBが11万2800円、16GB+256GBが12万9800円。いずれも11月4日に発売される。

 オープンマーケット向けのSIMフリーモデルで、オフシャルオンラインストア ASUS Storeのほか、IIJmio、NifMo、LinksMateなどのMVNO、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店、Amazon.co.jpなどが取り扱う。

 ASUS JAPANはZenfone 9の発表に先駆けて、メディア向けの製品を披露した。タッチ&トライの場も設けられ、いち早く実機に触れることができたので、その際のレポートを交えつつ、新機種の特徴を紹介する。

メディア向けにイベントが開催された

横幅約68.1mm+スナドラ8+ Gen 1の
ハイエンドコンパクトで他スマホとの差別化を狙う

 Zenfone 9は、前モデルのZenfone 8と同じく5.9型の有機ELディスプレーを搭載し、片手で軽快に操作できることを特徴としている。前モデルは高さ148×幅68.5mmだったが、Zenfone 9は高さ146.5×幅68.1mmとさらに小さくなり、持ちやすさが向上。厚さは前モデルと同じ9.1mmで、重さも前モデルと同じ169gに収めている。

横幅は前モデルよりも細い約68.1mmになり、片手での操作性が向上

 カラバリはミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト、スターリーブルー、サンセットレッドの4色で、8GB/128GBモデルは全4色から選べる。8GB/256GBはミッドナイトブラックとムーンライトホワイトの2色、16GB/256GBはミッドナイトブラックのみだ。

 新しい素材を用いたという背面パネルはマットな質感で、指が滑りにくく、指紋が付着しにくいことも利点。おサイフケータイに対応し、IP65/IP68の防水・防塵性能も備えている。

左からサンセットレッド、ミッドナイトブラック、ムーンライトホワイト、スターリーブルー

艶消しのアルミ素材を用いて、安定したホールド感を実現

 右側面には多機能な「ZenTouch」ボタンを新たに搭載。電源ボタンと指紋センサー、タッチセンサーを一体化したボタンで、長押しで「Googleアシスタント」を起動したり、スワイプして通知パネルを開いたりできる。背面をダブルタップするだけで、設定した機能を素早く実行できる機能も追加。たとえば、スクショを撮ったり、背面のライトを点灯することが可能だ。

指紋センサーを備えた「ZenTouch」ボタンを搭載。なお、顔認証にも対応し、メガネやマスクを着けたままでもアンロックできる

ZenTouchでする操作はカスタマイズ可能

 コンパクトな端末ながら、Androidスマホとして最高峰の性能を備えていることも特徴。プロセッサーにはSnapdragon 8+ Gen 1を採用し、16GBの大容量メモリーを搭載するモデルも用意。同プロセッサーを搭載する他社製品よりも高いパフォーマンスを実現していることをアピールしていた。

現行機種向けの最高峰といえるSnapdragon 8+ Gen 1を搭載

ベンチマークテストでも良好なスコアを記録したことをアピール

 バッテリー容量は前モデル(4000mAh)から若干増えて4300mAhに。最大30Wの急速充電にも対応している。また、バッテリー寿命を長くする機能も備えている。スマホの内部を冷却するベイバーチャンパーも搭載しているので、長時間ゲームを楽しみたい人や、動画を撮影したい人にも適しているだろう。

コンパクトなボディーに4300mAhの大容量バッテリーを搭載

スマホ内部の熱を抑えるベイバーチャンパーを初搭載

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