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スポーツ庁「令和4年度Sport in Life推進プロジェクト」に採択

KDDI、AIロボットとの対話でスポーツの習慣化を目指す実証を開始

2022年10月31日 13時30分更新

 KDDIは10月31日から2023年3月10日まで、音声対話AI技術を活用しスポーツ習慣化を目指す実証を開始することを発表した。

 本実証では、参加企業のオフィスにKDDIの音声対話AI技術を搭載したコミュニケーションロボットを設置し、ロボットと参加者が会話しながら運動に取り組むことで、毎日の運動が習慣化され、社員のスポーツ実施率の向上につながるかを確認する。

 なお本実証は、スポーツ庁「Sport in Life推進プロジェクト(スポーツ人口拡大に向けた取組モデル創出事業)」の委託事業として採択されている。

 本実証では、オフィスワークとテレワークを組み合わせたハイブリッドワークに着目し、オフィスワーク時は出社ついでにウォーキングやスポーツを実施する機会を、テレワーク時は休憩時間や就業時間後に気軽にできるオンラインフィットネスを提供し、さまざまな働き方に応じた運動の機会を提供する。

 具体的にはプログラム期間中に達成したい目標の確認や、今週がんばりたいことなどを対話形式でヒアリングし、「しっかり目標設定が出来ているね、今週もがんばろう」といったコミュニケーションを通じ、運動実施とその習慣化を支援する。

 また、AIコーチングロボットとの運動を楽しんでもらえるように、ロボットにはストレッチアプリが搭載されており、ストレッチ時にカメラで動作を解析し、正しい姿勢でストレッチができているか評価する機能を通じ、多様な表情や動き、声かけによりその場での運動を応援する。

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