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ASUSからゲーミングChromebook! 「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip」発表

2022年10月12日 11時00分更新

 ASUS JAPANは12日、ゲームでの利用に適したハイスペックなChromebook「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501)」を発表した。10月26日発売で、価格はCore i3モデルが8万9800円、Core i5モデルが11万9800円。

ASUS Chromebook Flip CX5(CX5501)。なお、実際の製品は日本語キーボードとのこと

 一般にゲーミングノートというと、自機での高い3D処理性能を実現すべく、ハイエンド向けのHプロセッサ、ディスクリートGPUなどを高い冷却性能と組み合わせるマシンが一般的で、20万円オーバーのような高価なモデルの印象が強い。

 しかし、今回登場したASUS Chromebook Vibe CX55 Flipは、GeForce NOWに代表されるクラウドゲーミングでの利用を前提に、CPUやグラフィックなどではコストを抑えつつ、それ以外の要素、具体的にはディスプレーやキーボード、サウンドといった部分ではゲームに適したデザインを盛り込むことで、比較的お手頃価格でありながら、ゲームプレイ時の快適な操作性や多様なスタイルを可能にしている。

 ただ、Chromebookとして見た場合ではスペックは相当に高い。CPUはCore i3-1115G4またはCore i5-1135G7で、メモリーは8GB、SSDは128GB。ディスプレーはタッチ対応の15.6型フルHDで、リフレッシュレートは144Hz対応。サウンド面でも、Harman/kardonチューニングのパワフルで高音質なスピーカーを搭載する。

 ディスプレー部は360度回転タイプで、ノートPCスタイルだけでなく、タブレットスタイル、テントスタイルなど、さまざまなスタイルでゲームが楽しめるが、特にノートPCスタイルでは、キーボード面が約3%の傾斜がつき、快適なタイピングやゲームプレイ時の排熱にも優れるほか、WASDキーのカラーリング、Nキーロールオーバーといった機能も搭載されている。

 本体サイズは約357.6×244.16×18.5mm、重量は約1.95kg。インターフェースはHDMI×1、USB 3.2 Gen2(Type-C)×2(映像出力、給電対応)、USB 3.2 Gen2(Type-A)×1、microSDカードスロット、イヤホン、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1など。バッテリー駆動時間は約9.3時間。

 ROGブランドで、ゲーミングPC市場をリードしてきたASUSだが、ゲーミングChromebookという新たなジャンルに進出する注目の製品と言える。

 

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