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ストリーマーや歌い手に人気の防音室を体験できるヤマハブース【TGS2022】

2022年09月16日 22時45分更新

 9月15日~18日まで千葉県・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2022”にブースを展開するヤマハミュージックジャパン。ブース内にはミキサーやヘッドセット、マイクといったゲーム配信を意識した製品が並んでおり、近年需要が高まっている防音室「セフィーネ NS」の実物体験などを実施していた。

人気ストリーマー関優太氏の防音室を再現

ゲーミング・配信向けの製品がズラリ。主に今年発売、あるいは発売予定の製品を中心に展示されている

秋以降に市場投入予定のコンデンサーマイク「AG01」。スマートフォンとの接続なども想定した入出力端子を揃えており、リバーブなどのDPSエフェクトを付属ソフトウェアで適用できるのが特徴

6月に販売開始となっているヘッドセット「YH-G01」とオーディオミキサー「ZG01」。セット販売も実施するなど、ストリーマーの利用を強く意識している

 社名の通り「楽器やAV機器を取り扱う会社」というイメージを持っている人も多そうな同社だが、近年はこれまで培ってきたノウハウを活かし、PCゲーミング・ストリーミング向け製品にも参入している。ブースでは今年に入ってから販売開始となったヘッドセット「YH-G01」やオーディオミキサー「ZG01」、今後発売を予定しているコンデンサーマイク「AG01」などをメインに展示していた。

試遊コーナーでは実際にゲームをプレイしながら「ZG01」のミキサー機能を体験可能だった

 試遊コーナーではセット販売も実施している「YH-G01」および「ZG01」を組み合わせたゲーミング環境を用意。「モンスターハンターライズ:サンブレイク」などのゲームを試遊しながら、実際にヘッドセットとミキサーの使用感を体験可能となっている。ブース自体はそれほど広くないものの、多くの来場者が訪れていた印象だ。

防音室「セフィーネ NS」の体験コーナー

内部は人気ストリーマー関優太氏が実際に使用していた環境を再現。PCやゲーミングデバイスのほか、中身のないペットボトルや猫といった小道具(?)まで用意されている

壁面の「音場壁パネル」。内部の吸音材を調節することで、部屋全体の音の響きをコントロールできる。このあたりは楽器演奏での利用を想定している同社製品らしい細やかさだ

 もっとも注目を集めていたのが、同社の防音室「セフィーネ NS」の体験コーナー。もともとはピアノの練習室といった楽器演奏向けに開発された製品だが、近年は配信者や歌い手といった、騒音トラブルを避けたい個人の利用も広がっている。体験コーナーでは、実際に同製品を使って配信を行っていた人気ストリーマーの関優太氏の環境を再現。人気のため滞在可能時間は数分と短かったが、ゲームショウの会場においても高い防音性を感じられる体験が可能だ。

 オーディオ機器にこだわりたいユーザーはもちろん、特に配信をたしなむゲーマーにとっては見逃せないブースと言えそうだ。ぜひ、会期中に訪れてみてはいかがだろうか。

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