週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Galaxy Z Fold4のボディーをしっかり守るアラリーケースをオススメしたい

2022年09月13日 12時00分更新

Galaxy Z Fold4用のオススメケース2種類

 日本でもリリースされるサムスン電子の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」。折りたたみスマートフォンは開閉操作をしたり、一般的なスマートフォンより重かったり、値段もそれなりしたりと、本体はより慎重に保護したいものです。純正ケースも販売されますが、筆者も前モデルで使っていた韓国メーカーのケースもオススメです。韓国araree(アラリー)のGalaxy Z Fold4はさすがGalaxyの国で設計・製造される製品だけに、製品の精度も高くしっかりと本体を保護してくれます。

 ドイツ・ベルリンで開催されたIFA2022にarareeは出展し、Galaxy Z Fold4用のケースをいくつか展示していました。今回は筆者が気に入った2種類を紹介します。なお、arareeのケースはAmazon.co.jpなどでも販売されており、この新製品もすぐに日本で購入できるようになるでしょう。

 まずは透明の完全保護ケース。ヒンジ部分が可動式になっており、閉じても開いても本体を完全に保護してくれます。素材はTPUではなく硬質な樹脂製です。

本体全体を保護する透明ケース

 カバーディスプレーの周囲をしっかり保護するとともに、背面も前面をカバー。カメラ部分も出っ張りがありレンズ部分を傷から守ってくれます。本体を開くとヒンジ部分はかくれますが、ケースもヒンジ部分はフラットとなって持ちやすくなります。

本体を開く。背面側をしっかりカバー

 上から見ると側面も完全に保護されていることがわかります。また本体を閉じていくとヒンジ部分のカバーがスライドするように開いていきます。

本体側面すべてを守ってくれる

 本体を完全に閉じるとヒンジ部分も完全にカバーされます。この手のケースはヒンジ部分がむき出しになってしまうものや、ヒンジをカバーするもののかなり出っ張ってしまうものなどもあり、完全保護する製品で使いやすいものはなかなか見つかりません。arareeはGalaxyユーザーが多い韓国でユーザーフィードバックを多く受けられることから、改良された新製品の開発も他社をリードしているように筆者は感じます。

ヒンジ部分もフラットにカバー

 本体を折り曲げた状態で使うフレックスモードの時も、ケースのヒンジ部分がやや出っ張るためにスタンド代わりになるというメリットも。筆者もGalaxy Z Fold4を買ったらこのケースを買いたいと思っています。

フレックスモードにも対応しているようだ

 もう1つのケースもヒンジ部分を守ってくれるデザインです。こちらは2つのパーツを組み合わせて使うもの。素材は若干柔軟性のあるもので、ヒンジ部分を覆うパーツは自由に曲がります。

シックな色合いのケース。こちらもヒンジをカバー

 設計はうまく考えられており、2つのパーツをGalaxy Z Fold4にかぶせると、あとは開閉にあわせてヒンジを覆う部分がスライドします。スムーズにスライドするようなガイドが内側にあるため、本体開閉時に余計な力もいりません。

2つのパーツがスライドする機構

 本体を開いた状態で背面側を見ると、このケースもカバーディスプレーの側面、そして背面をすべて保護してくれます。

ケースを取り付けて開いた状態

 Galaxy Z Fold4は本体を閉じていくとヒンジが現われますが、このケースを装着していれば背面側に収納されていたケースの伸びしろの部分が引き出され、ヒンジ部分をそのままカバーしてくれます。

開閉に合わせヒンジ部分のカバー

 完全に閉じると、このようにヒンジをしっかり覆ってくれています。ポケットやかばんの中に入れたときにヒンジ部分表面に傷がつくことをしっかり防止してくれます。ただし、ヒンジの端の部分がやや見えているので、落下にはちょっと気を付けたいところ。

ヒンジ表面の傷つきも防止できる

 arareeはGalaxy Z Flip4用のケースも多数出しており、今回紹介したGalaxy Z Fold4用透明ケースと同じ機構の製品も出しています。Made for Samsung製品としてサムスンの純正品相当と言えるクオリティーだけに、これらの製品が日本で販売されたら対応製品を持っている人は購入を検討してみるのもいいでしょう。

Galaxy Z Flip4のケースも多数出している

山根博士のオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事