360mmラジエーターの簡易水冷CPUクーラーでハイエンド構成にも対応
MicroATXで338mmの長尺ビデオカードが入る、“小さな巨人”ASUS Prime AP201を試す
ASUSが展開する「Primeシリーズ」から初めてのPCケース「ASUS Prime AP201」(以下、AP201)が登場した。
同社ではこれまで、ハイエンド向けの「ROGシリーズ」やカジュアルゲーマー向けの「TUF Gamingシリーズ」でPCケースを展開していたものの、ゲーマー向けの構成を意識してか、ミドルタワー~フルタワークラスの大型PCケースが中心だった。
一方、Primeシリーズの位置付けは、広いユーザー層に向けたオールラウンドな製品となっている。AP201は比較的コンパクトなMicroATXサイズで容量を33Lに抑えており、LEDなどの派手な装飾を排したシンプルなデザインだ。
また、カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色を取り揃えている。昨今は白いPCケースの人気が高まっている一方、ゲーミング向けでは内部のパーツとの兼ね合いで黒いPCケースの人気も根強い。2色で展開しているのは、やはりさまざまなユーザーが使用することを想定した製品だからだろう。
今回、そんなAP201のホワイトモデルをお借りできたので、どのようなPCケースなのか、実際に組んでみての使用感なども含めてレビューしていきたい。
AP201の主なスペック | |
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製品名 | ASUS Prime AP201 |
対応マザーボード | Mini ITX/MicroATX |
ドライブベイ | 2.5インチベイ×1、2.5/3.5インチコンボベイ×3 |
ファン対応 | 上部:120mm×3または140mm×2 後部:120mm×1(120mm×1搭載済み) |
ラジエーター対応 | 上部:最大360mm 後部:120mm |
サイズ | 205(W)×460(D)×350(H)mm |
重量 | 5.8kg |
実売価格 | 1万3600円前後 |
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