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カシオ計算機、「Honda Racing」車体の赤バッジに使用される塗料を文字板パーツに採用したコラボウオッチ「EQB-2000HR」発表

2022年08月25日 16時40分更新

 カシオ計算機は8月25日、「Speed and Intelligence」をコンセプトとした腕時計「EDIFICE(エディフィス)」の新モデルとして「Honda Racing(ホンダ・レーシング)」の車体の赤バッジに使用される赤色の塗料を文字板パーツに採用したコラボレーションウオッチ「EQB-2000HR」を発表。9月1日より予約受付を開始し、9月30日に発売する。

 Honda Racingは本田技研工業が世界で展開するモータースポーツ活動の総称。Honda RacingとEDIFICEは2018年よりコラボレーションを行なっている。EQB-2000HRではフォーミュラカーのサスペンションから着想を得たケースデザインの「EQB-2000」をベースモデルに、Hondaで受け継がれてきた赤バッジの精悍なレッドカラーを採用。

 赤バッジは1964年に日本の自動車メーカーで初めてF1に参戦した「RA271」をルーツに、市販車では速さを追求したTYPE R車のみに装備され、Hondaのレーシングスピリットを象徴するもの。このバッジに用いられる赤い塗料を使って文字板中央のX型パーツにカラーリングし、象徴的なアイコンとすることで精悍さと力強さを兼ね備えたデザインにまとめている。文字板の3時位置には、今年刷新されたHonda Racingの「HRC」ロゴをレイアウトしたほか、裏蓋に1962年にHondaが建設した鈴鹿サーキットの開場60周年の記念ロゴを刻印。さらにTYPE Rの内装にも使われ、耐久性、通気性に優れ肌触りが良い人工皮革のアルカンターラをバンドに採用し、Hondaの世界観を表現したモデルに仕上げている。

 機能面では、太陽や蛍光灯の光で駆動するタフソーラーとBluetoothによるモバイルリンク機能を搭載。専用アプリ「CASIO WATCHES」と接続することで自動での時刻修正に加え、ワールドタイムの時刻を簡単かつ直感的に設定が可能。さらには、時計で計測したストップウォッチのデータをアプリへ転送・表示する機能を備える。

 価格は7万7000円。

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