唯一の問題は、円安に対応した価格設定
唯一の問題は、多くの製品が円安に合わせて日本円での価格が値上げされたことだろう。
そのため、M2 MacBook Airも一番安い8コアCPU、8コアGPU、8GBメモリー、256GBストレージのモデルでも16万4800円、処理能力をそれなりにおごると20~30万円になってしまう。
従来は、エントリーモデルの役目も担っていたMacBook Airだが、この価格帯はエントリーモデルというには少々苦しい。スタティックなドキュメントの処理が中心で、高画質映像の動画編集はしない、高負荷のかかる処理はしない……とはっきりと分かっているなら、併売される旧モデルであるM1 MacBook Airを選ぶのもひとつの選択ではある。海外で生活する子供たちの学費と生活費を支払う筆者としては、この値上げは相当苦しい。多くの人にとっても楽な値上げではないだろう。
しかし、できれば少し背伸びしてでもすべてが最新スペックであるM2を買いたいところ。M2 MacBook Airは末長くあなたをサポートしてくれるはずだ。
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