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災害時に家族の所在を地図上で可視化 安否確認サービス「クロスゼロ」9月1日開始

2022年08月22日 07時00分更新

 株式会社建設システム(KENTEM)は2022年9月1日、企業組織向けに安否確認および防災備災支援サービス 「クロスゼロ」を開始する。気象情報と連携した発災時の安否確認自動配信や、AIが収集した独自の発災情報を厳選して配信する防災情報、家族の所在を位置情報にて地図で 可視化などをアプリ上で可能にする。利用料金は、KENTEM製品の保守会員のベーシックプランは無償。一般向けベーシックプランは50人まで年額6万6000円から。一般向けリスクゼロプランは50人まで年額13万2000円から。

 安否確認は気象情報との連携により、発災時に自動配信。配信条件は、地震の震度や津波警報・大雨特別警報など幅広い条件設定で気象情報を指定することができる。また、手動による配信や日時を指定する予約配信もあり、アンケートや防災訓練、気象情報以外で安否確認が必要となったときなど幅広い用途での活用が可能だ。

 災害時に重要となる防災情報は、気象庁による気象情報に加え、AIが収集した独自の発 災情報を厳選して配信。自治体が発信するハザードマップや避難所情報も提供。リスク情報を迅速に把握することができる。

 家族を「クロスゼロ」に招待することにより、家族向けの安否確認も行う「家族機能」も搭載した。家族の安否確認は組織には表示されず、プライバシーを気にすることなく家族内で確認できる。家族や自分の位置情報を共有し、地図で表示することができるため、災害時に地図で詳細な場所を一目で把握可能だ。家族として招待されたユーザーが使えるチャット機能で連絡も行うことができる。

 リスク共有では、発災場所やリスク内容、カテゴリーを記入し投稿することで、 地図にリスクを共有可能。全国のユーザーが投稿したリスクも地図に表示されるため、 「クロスゼロ」でしか知ることのできないリスクを把握できる。組織内の連絡は組織の掲示板でトピックごとに可視化する。

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