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AI人材になりたい「潜在AI人材」はおよそ2割、予想されるAI/IT人材不足解決のカギ AI inside調べ

2022年08月03日 14時30分更新

 AI insideは8月2日、AI・デジタル人材への関心・意向の把握を目的とした調査結果を発表した。

 4月に全国20〜59歳の正社員として働いている20〜59歳の男女ビジネスパーソン1500名を対象としたインターネット調査。

 調査結果によると、AIスキル・経験の未習得者(非経験者)のうち、AIやデジタルツールを活用できる人材になり活躍する意向があると回答したのは23.6%、意向なしは42.2%で、およそ2割の人材がAIスキルや経験を習得し、活躍したいと考えていることがわかったという。

 AI人材に求められるスキル・経験に関する設問では、AIや基礎知識などの知識だけでなく、業務における課題解決への貢献が求められていることが明らかになった。

 調査の結果から、AI人材の必要性は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の文脈で語られることが多いことも踏まえ、業務やビジネスの課題解決に関するスキルが重視されている傾向にあると考えられるとしている。

 AI人材に求めるスキルの習得・学習経験についての設問では、上位3つのスキルの学習経験者(現在学習している人も含む)はいずれも10%以下の結果となったが、一方で、学習を検討している層はそれぞれ20%以上存在。

 AI人材が不足していると感じる企業・団体であっても、これらのスキルの学習・経験の環境を整え、「潜在AI人材」の人材育成を行なうことで、従業員のITリテラシーの底上げや一定数のAI人材化が見込めると考えられるとしている。

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