約60%の小型化を実現したコンパクトキーボード2機種
続いてはキーボード。今回発表された「Apex Pro Mini Wireless」(9月2日発売予定/4万3090円)、および「Apex Pro Mini」(8月5日発売予定/3万2420円)はゲーミング向けのテンキーレス小型キーボードだ。
“世界最速のキーボード”をうたう両モデルは、世界初の光学スイッチを採用したゲーミングキーボード「Apex Pro」の性能を引き継ぎつつ、テンキーやファンクションキーなどを省いて、従来比60%の小型化を実現。マウス操作のスペースをより広く確保できる。
最大の特徴は、両モデルともに同社新型の光学式キースイッチ「OmniPoint 2.0」を搭載している。キーを押し下げて反応するアクチュエーションポイントの調整範囲を0.2~3.8mm(従来は0.4~3.6mm)へと拡大し、さらに0.1mmごとの細かな調整(従来は10段階)を可能とするなど、ユーザーにあわせた柔軟な調整ができるという。
さらに、ひとつのキーに2つのアクチュエーションポイントを設定可能とし、キーを押し込む深さによって異なる機能を割り当てられる「2in1アクションキー」機能を新搭載している。
ほかにも、本体には航空機にも使用されるアルミニウム合金を、キーキャップには2色成形のPBT素材を用いているなど、ハードなプロユースにも耐える作りであることが伺える。
新製品発表会では、SteelSeriesのCEOであるエティシャン・ラバーニ氏、同社APAC Vice Presidentのディクソン・リー氏、スティールシリーズジャパン カントリーマネージャーの石井靖人氏が登壇し、プレゼンテーションを行なった。
CEOのシャティン・ラバーニ氏は、ゲーミングヘッドセットや、メカニカル式ゲーミングキーボード、プロセッサー付きマウスといった、いまでは当たり前の製品の数々は、SteelSeriesが世界で初めて発売したと説明。その結果、“eスポーツでもっとも勝利をもたらすブランド”として、業界で最も認知度が高いリーディングカンパニーであると、自社の存在感の高さをアピールした。
Vice Presidentのディクソン・リー氏も、日韓中といった環太平洋エリアでは650万人のゲーマーにリーチしています。さまざまななプロeスポーツチームをサポートするだけでなく、チームとひとつになって開発・提供を行なっているのが強みであると説明。海外のゲーム大会では、今回国内投入するApex Pro Miniを使ってすでに優勝を果たしたチームもあるのだという。
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