週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

故障をきっかけに使ってみたらいい感じ

テレワークの合間にほっと一息できる、EPEIOSの「ドリップケトル」は魅力あり

2022年07月28日 13時00分更新

紹介するEPEIOSのドリップケトル。900ml沸かせ、割と大き目。

 突然だが、家の“電気ケトル”が壊れた。

 電源が入らなくなっただけなので、「接点を磨くなどすれば復活するかも」「いつかやろう……」といった感じで数週間が経過。久しぶりにガスコンロの直火でお湯を沸かしてみた。これはこれでいい。ただ、直火でやかんを使うといろいろ気を遣う。取っ手が熱くなるし、湧いたら勝手にガスが切れるわけでもない。すぐ近くで目を配っておく必要があり、時間と心の余裕が必要だ。お湯が沸けば自動で止まり、カラ炊きの検知もしてくれる“電気ケトル”って本当に便利なものだなぁと改めて感じた。

ちなみに最近はガスコンロに直火で湯を沸かしていた。これはこれで味があるが、お湯が沸くまで目が離せないのと、取っ手やふたが熱くなるためキッチンミトンなどの装備が必要だったりもしていた。

 う~ん、やっぱり買っちゃう⁉ そんな検討をし始めた私のところ「うちの高級なケトル使ってみるか?」という話がやってきた。「そんじゃまあ」ということで使ってみた。ナイスタイミング。EPEIOSの「ドリップケトル」を紹介する。

えっ!? おしゃれじゃん

 EPEIOSは最近耳にする機会が増えた家電のブランドだ。

 過去にはUSB充電器などガジェット製品も販売していたが、最近はキッチン向けの白物家電が充実しているようだ。日本・韓国・中国に拠点を持つ多国籍なブランドで、試用したドリップケトルには「DESIGNED IN CALIFORNIA、MADE IN CHINA」とアップル製品みたいなことが書いてある。魅力はデザイン性の高さだ。

左がいままで使っていた電気ケトル。右がえEPEIOSのドリップケトル。

 この製品は名前が示すようにコーヒードリップに使用する製品だ。単なる電気ケトルと違う点があるとすると、温度調節・保温機能があったり、注ぎやすさがあったりする点だろう。本機の場合、Amazon/楽天/ヤフーの直販価格は1万3200円とお高めだが、多機能なぶん、高価になるのは否めない。バルミューダの「BALMUDA The Pot K02A」など同価格帯に近いコンセプトの製品も存在している。

 コーヒードリップに使う製品ということもあり、円錐形の本体と長いつる首が印象的だ。台座の中央にはダイヤルがついていて、ここで温度設定を変えたり、タイマーを参照できたりする。やかんになんでタイマーが必要なのか、一瞬疑問に思ったが、よく考えたらコーヒーを蒸らす時間とか、紅茶を抽出する時間とかの目安を知るためのもののようだ。確かに分かったほうが嬉しいし、実際に便利なものだというのが使ってみて分かった。

中央のダイヤルで温度を設定。上段が現在の水温、下段が設定温度。電源ボタンを押すと湯沸かしが始まる。

 温度は38~100℃の範囲で設定でき、現在の温度と目標とする温度を表示。1℃単位と高精度なのもポイントが高いところ(温度設定できても5℃単位などもう少し大雑把なものも多い)。設定した温度になればアラームで知らせてくれる。また設定温度で1時間しっかりキープする保温機能も備えている。なお、温度は摂氏と華氏の切り替えが可能。このあたりもグローバル感を感じさせる部分だ。

左端のボタンを押すことで、華氏/摂氏の表示切り替えが可能(標準は華氏℉)。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります