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中四国・九州・沖縄限定商品。もう食べました?

カルビーの「日本を愉しむ」プロジェクト 熊本・天草のレモンを使用したご当地ポテトチップス

2022年07月25日 19時45分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

中四国・九州・沖縄限定商品
該当地域の人はもう食べましたか?

 みなさん大好きポテトチップス。夏といったら“夏ポテト”ですよね。

 カルビーの「日本を愉しむ」プロジェクトの商品として、夏の定番商品「夏ポテト」より、熊本県天草市のレモンを使った期間限商品「夏ポテト 天草のレモン味」がこの夏登場しました。7月11日から中四国・九州・沖縄限定で数量限定販売開始。

「日本を愉しむ」プロジェクト第3弾

日本各地の素材にフォーカスしたプロジェクト

 ポテトチップスでおなじみカルビーは、47都道府県の「地元の味」をお菓子で再現する「♥JPN(ラブジャパン)」プロジェクトを手掛けたりと、地域に根差した取り組みを続けています。2021年秋にスタートした「日本を愉しむ」プロジェクトは「日本伝統のおいしさや食文化をおいしく愉しんでいただきたい」という想いから、日本各地の素材を採用したポテトチップスを順次発売する企画。

 「♥JPN」と「日本を愉しむ」プロジェクトっておなじもの? いえいえ、「日本を愉しむ」プロジェクトでは、1回ごとに地域、素材を吟味する点が「♥JPN」プロジェクトとは異なります。

 「日本を愉しむ」プロジェクトの第1弾では2021年秋に北海道産のばれいしょと昆布を使用した「ア・ラ・ポテト 羅臼昆布しょうゆ味」を北海道エリア限定で、第2弾で2022年春に京都店・祇園の老舗七味唐辛子屋「原了郭」の「黒七味」を使用した「型あげポテト 七味味」を全国で展開してきました。

「人が魅力的」な熊本・天草のレモン

 今回の第3弾では、夏の“新じゃが”が始まる九州地方の食材を採用。じゃがいもの生産量はイメージにあるように“北海道”が圧倒的に多いですが、収穫時期は温暖な九州から順次スタートします。

熊本・天草のレモンを採用

 「日本を愉しむ」プロジェクトのフードアドバイザーは「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフであり日本遺産大使を務める三國清三シェフです。三國シェフは九州で食材を探すにあたって、熊本県出身であり、人気のご当地キャラ“くまモン”のプロデュースをも手掛けた構成作家の小山薫堂氏にアドバイスを頼んだそう。

 三國シェフと小山氏はかつて人気だったフジテレビの料理番組「料理の鉄人」以来の付き合いがあります。小山薫堂氏の引き合わせもあって、辿り着いたのは熊本・天草のレモン。

 天草のレモンは全国的には有名ではないのものの、温暖な気候と潮風に育まれて育つため、香り立ちの良さを特徴としています。

 穫れたてのみずみずしい九州産の新じゃがを使った厚切りポテトチップスに、熊本県天草市のレモンで風味を加え、隠し味に生姜とペッパーを入れた、夏にぴったりの爽やかな味付けの「夏ポテト」に仕上げたということ。

軽い食感×爽やかな柑橘
今後のプロジェクト商品にも期待!

 食べてみたところ「夏ポテト 天草のレモン味」は、ふわっと軽い夏ポテトの食感と天草のレモンの爽やかな柑橘の風味が相まって、涼やかな風に吹かれているような清涼感あるポテトチップス。薄衣のような軽い食感は、九州産の新じゃがが撮れたてで水分量が多いため。

 おやつにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったり!

7月1日に行われた商品発表会。左から小山薫堂氏、三國清三シェフ、カルビー 伊藤秀二代表取締役、マーケティング 本部型あげチーム 山本千夏ブランドマネージャー

 発表会では、小山氏がレモンの生産地の熊本・天草について「天草の魅力はとにかく人」と語ったことが印象的でした。人が穏やかで優しい、そんな天草の風土がなんとなく感じられるポテトチップスになっています。

 九州の魅力が詰まった地域限定ポテトチップス。カルビーのオンラインショップでも販売されていましたが、残念ながら現在は在庫切れとなってしまいました。「日本を愉しむ」プロジェクトは今後も商品を企画しているということで、これからの商品も期待。


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