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サイボウズ、世界的なインフレを受けて社員に対し「インフレ特別手当」を支給

2022年07月13日 12時40分更新

 サイボウズは7月13日、インフレ特別手当を社員に支給すると発表した。

 2022年に入り電気代や食料品、生活用品など生活の基盤となる分野での価格上昇が世界的に進んでおり、日本およびグローバル拠点のサイボウズ社員が生活に不安を抱くことなく業務を行なえるようインフレ特別手当を支給することにしたという。

 同社の給与改定は一部の拠点を除き、基本的に毎年1月に実施しているが、今回インフレへの早急な対応が必要と判断し、特別一時金の形で支給する。支給額は各種情報を参照したうえで、各国・地域のサイボウズの給与、インフレによる影響額、税金、社会保険負担なども加味して決定。

 サイボウズでは、今後も全拠点の社員ひとりひとりが安心して業務に集中できる環境づくりに取り組むとしている。

インフレ特別手当の概要
・対象者:支給対象拠点に支給日に在籍かつ支給日以降に勤務する直接雇用メンバー(無期・有期雇用ともに)
・支給時期:7~8月間に1回(給与支給のタイミングにより各拠点で決定)
・支給額:月の就業時間に対し、 以下の金額とする。

【日本】
・128時間超/月(8時間/日で週4日超勤務):15万円
・96時間超128時間以下/月(8時間/日で週3日超勤務):12万円
・64時間超96時間以下/月(8時間/日で週2日超勤務):9万円
・64時間以下/月(8時間/日で週2日以下勤務):6万円
 ※()内は目安の勤務時間/日数

【その他の拠点】
・各拠点で金額を決定し支給

 同社では、インフレ特別手当支給について、導入に至るまでの経緯や導入意図についてまとめている。

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