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アバターで勤務を可視化、メタバースオフィス「ATREE」開始

2022年07月12日 08時00分更新

 株式会社グミは2022年7月1日、メタバースオフィス「ATREE(アトゥリー)」の提供を開始。仮想空間上のオフィスにアバターを介して出社することができ、リモートワークでも同僚の存在を可視化しながら働くことができる。

 コロナ禍でリモートワークが定着する一方、社内コミュニケーションの減少や従業員管理の難しさが課題となっている。「ATREE」はこういった課題を解決し、オフィスに出勤しているのと同じように円滑なリモートワークを行うツールとして開発された。従業員同士のコミュニケーションやステータス共有の機能をそろえ、勤務状況の管理を容易にした。

 各従業員は分身となるアバターでバーチャルオフィスに出社。会釈などの挨拶や同じ空間にいる相手とチャットができるなどにより、コミュニケーションを強化できる。アバターは20億通り以上の着せ替えや髪型などのアイテムがあるため、実際に出社するようにその日の気分で服装や髪型も選べる。また、「気分」を選択することで表情を変化させ、メンタル面の状態も共有可能だ。

 「ATREE」では、各自が今何を行っているかをアバターによって可視化。「ステータス」として共有できる。今までリモートワークで見えなかった業務の可視化で、各自の状況を「見える化」した。ステータスに合わせてアバターの動作が変化するため、実際のオフィスにいる以上に一目で全体を把握できる。

 従業員の管理は管理者専用の[マネジメントページ]から各従業員の「ログイン情報」「ステータスの変換」から「気分のログ」までグラフやカレンダーでデータ化。CSVダウンロードも可能で、勤怠管理や日報としても活用できる。利用料金は1アカウント月額 3980円。年間契約は月額1990円。3人までの小規模利用は無料。

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