静止画ベースの画像編集や、軽めの動画編集に打ってつけの1台!
モバイル向けRTX 3050搭載、基本性能・クリエイティブ性能ともに抜群な18万円台クリエイターノート「DAIV 5P」
DAIV 5Pの外観チェック
見た目は15.6型としてはかなり薄くなっていて、スリムノートのような印象だ。ガンメタリックに塗装されデザインはシンプルでスッキリしている。
クリエイター向けのPCと普通のPCの最大の違いは、ディスプレーだ。ディスプレーに映し出されるさまざまな色は、実は正確性に欠けることが多く、一般的なディスプレーでは個体差が大きすぎて正確な色を再現できていない。また、色を再現できる範囲も狭いことが多い。業務用途で使用するなら、正確に色を再現できる高色域ディスプレーが必要のため、クリエイター向けPCには必須といえるパーツなのだ。
DAIV 5Pのディスプレーは、sRGB比100%の高色域パネルを採用しているので、色の再現性は高い。また、表面は外光の反射を抑えるノングレア処理が施されている。映り込みの激しいシーンでも正確な色を再現でき、場所を選ばずに作業する際に最適だ。
インターフェースは、必要十分な数の端子が用意されている。左右背面合わせてUSB 3.0以上が4基(うちType-Cが1基)、有線LAN端子、HDMI出力、microSDカードリーダーなど、ノートPCとしては十分な数だろう。
音声の入出力はそれぞれ独立している。スマホなどでよく利用されている4極ミニプラグヘッドセットは利用できず、ビデオ会議などではマイクを単体で用意しなければならない。だが、配信や動画作成などでは、むしろ独立したマイクのほうが音質が良い場合もある。利用用途に応じてマイクを用意したほうがいいだろう。
また4基あるUSBのうち、背面のType-Cと左側のType-AがUSB3.1規格で、右のType-A×2基はUSB 3.0規格なので、接続する機器によっては適切な接続ポートを利用しよう。
キーボードはキーピッチ約18.75mm、キーストロークが約1.4mmと余裕があり、デスクトップ用のフルサイズキーボードと同等の感覚で利用できる点は嬉しい仕様だ。タイピングは軽めだが、入力されるポイントはわかりやすくて打ちやすい。また静音性もそこそこ高いため、静かなシーンでの利用にも向いてるだろう。また、可読性、視認性、識別性に配慮されたユニバーサルフォントを採用しているため、読みやすく、読み間違いしにくいフォントになっている。
インターフェースやキーボードをチェックしてみたが、全体的には良い具合にまとまっている印象だ。
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