買い物でのトラブルは?
Twitterアカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2022年6月分アンケートから、ネット通販周りのトラブルについてピックアップしました。
Q:生活に欠かせないネット通販の罠、ひっかかったことがありますか?
・経験ある→14.9%
・経験ない→55.3%
・不安なのであまり利用しない→8.5%
・リスクは織り込み済み→21.3%
【今月のアンケート】
— マカフィー・セキュリティ情報局 (@McAfee_JP_Sec) June 13, 2022
生活に欠かせないネット通販の罠、
ひっかかったことがありますか?
フィッシング詐欺に要注意!
100票近いご回答をいただきました。ありがとうございます!
ネット通販でのトラブル筆頭と言えばフィッシング詐欺でしょう。ネット通販を騙ったフィッシング詐欺の総数は不明ですが、フィッシング詐欺の総計は2021年に報告があっただけでも国内で50万件を超えており、詐欺に使われた偽Webサイトはおよそ8万にも上ります。
典型例としては、「家電を購入した」「定期購入サービスに登録完了した」旨のメールを送り付けて「誤りがある場合は3日以内にこちらのURLから訂正を」などと本物そっくりの偽Webサイトに誘導、個人情報を入力させてそのまま窃取するというものが挙げられます。
なお、宅配業者を装って「不在連絡と再配達受付」を促すSMSを送り付けるという手段もよく使われます(事件の多発を受けて、最近では宅配業者によるSMS利用は減少傾向にあるようです)。
さらには常識外れの安売り情報をSNSや掲示板に貼り付け、食い付いた被害者を偽の通販サイトに誘導し、クレジットカード情報などを窃取するパターンもみられます。
いずれも『すぐに反応しないと不利益を被ってしまうかも……!』と相手を慌てさせ、正常な判断ができないうちに個人情報を入力させようという手口です。読者の皆様にあっては、驚くような文面に出会っても、すぐに反応せず、通販会社やサービス元を自身で検索したうえで正否を問い合わせることをお勧めします。
今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう