シルバーで統一されたシンプルな外観も魅力
15.6型でも約1.62kg、テレワーク+持ち運びや学生のレポート作成用に最適な高コスパノートPC「mouse B5-R5」
GPU内蔵のAMD Ryzenプロセッサー「Ryzen 5 5500U」を搭載したスタンダードな15.6型ノートパソコン「mouse B5-R5 [ Windows 11 ]」(以下、mouse B5-R5)。最新OSの「Windows 11」を搭載し、重さ約1.62kgと比較的軽量なこともあり、持ち運びやリビングでの共用パソコンなどに適しているモデルといえるだろう。加えて、価格は8万7800円から(6月21日現在)と比較的手頃なのもポイントだ。
今回は、そんなmouse B5-R5の外観と使い勝手をチェックしていこう。
外観はシルバー×ブラックのシンプルな筐体を採用
mouse B5-R5の外観はほぼシルバー1色で、ディスプレーのベゼル周辺のみ黒いカラーを採用。天板は高級路線のノートパソコンでもよく見られるヘアライン加工が施されているのが特徴的だ。また、天板中央部にはマウスコンピューターのチーズを模したブランドロゴが。基本的にはシンプルで落ち着いた外観なので、あまりシチュエーションを選ばないといえそうだ。
本体サイズはおよそ幅360.4×奥行239.3×高さ19.9mm。重量は約1.62kgと、15型クラスのノートパソコンとしては比較的軽めなので、持ち運べるサイズのカバンやリュックであればそれほど負担にはならないだろう。たとえば普段は自宅で、時々出先に持ち運ぶような社会人や学生であれば、この軽さを活かした使い方ができるのではないだろうか。
インターフェース類は、ほぼオーソドックスな構成だが、右側面にUSB 3.1 Type-C端子を備えている。最近は採用機器が増えていることもあり、スマートフォンの充電や外付けSSDの接続といった活用が考えられるだろう。USB自体は合計4ポートあり、たとえばマウスを挿しても3ポート残るので、それほど不足に悩まされることはないと思われる。なお、ネットワークは有線LANポートのほか、Intel AX-200によるWi-Fi 6の無線LAN通信を利用できる。
キーボードはテンキーつきの日本語配列。このクラスのノートパソコンとしてはありがちだが、方向キーがテンキーや右シフトキーに干渉する配置となっているため、その点に関しては注意が必要だろう。とはいえ、慣れてしまえばさほど問題はないはずだ。打鍵感も一般的なノートパソコン相応だが、15.6型サイズなのでタッチパッドが広く使えるのは、マウスが使いにくいような環境ではありがたい点だろう。
ディスプレー解像度は、こちらも一般的なフルHD(1920×1080ドット)。とくに困ることはないはずだが、映像出力用のHDMIコネクターが用意されているほか、Type-CはDisplayPort Alt Modeに対応しているため、より大画面で操作したい場合はそちらを使うのも有効だろう。なお、画面上部には100万画素のwebカメラを搭載している。在宅勤務のリモート会議などでも利用できるだろう。総じて必要なものは揃っており、普段使いであれば不自由のない機能をしっかり備えているのは好印象だ。
外観や使い勝手に関してはここまで。次回は製品のスペックに注目してmouse B5-R5の実力を見ていこう。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Ryzen 5 5500U(2.1GHz~最大4.0GHz)、6コア/12スレッド |
グラフィックス | Radeon グラフィックス |
メモリー | 8GB(8GB×1) |
ストレージ | 256GB SSD(NVMe対応) |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.1 Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)、USB 3.0、USB 2.0×2、HDMI出力、ヘッドフォン出力/ヘッドセット端子、microSDカードリーダー |
内蔵カメラ | 100万画素Webカメラ |
サイズ/重量 | およそ幅360.4×奥行239.3×高さ19.9mm/約1.62kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
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