Kasperskyは6月17日、顧客やパートナーに同社製品や活動のセキュリティー保証を提供するため、トランスペアレンシーセンターを新たに日本(東京)、シンガポール、米国(マサチューセッツ州)の3ヵ所に開設すると発表した。
同社は、同社製品がどう機能し、どうエンジニアリングやデータ管理を実践しているのかといったことを顧客企業やパートナーに確実に伝えるための取り組みとして、2017年からGlobal Transparency Initiative(GTI、透明性への取り組み)を開始し、同社を信頼してもらうための必要な情報提供を実施している。
GTIの柱の一つに、トランスペアレンシーセンターのグローバルな展開があり、この施設では、同社製品のソースコード、ソフトウェアアップデート、脅威検知ルールほか同社の活動を確認することが可能。
新たに開設したトランスペアレンシーセンターは、これまで開設したほかの施設と同様に、同社の顧客企業やパートナー、サイバーセキュリティーの責務を担う国家機関や規制当局が利用できる。今回、日本とシンガポールに開設することで、アジア太平洋地域のステークホルダーにとってより身近な施設となるとしている。
なお、今回の3ヵ所の開設により、同社のトランスペアレンシーセンターは総計7ヵ所となるという。
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