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ファーウェイのE Inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」にはどんなアプリが入るのかを試す

2022年06月27日 10時00分更新

 前回(電子書籍に最適なファーウェイ初のE Inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」実機レビュー)は、ファーウェイ初のE Inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」のファーストインプレッションをお届けいたしました。初回起動時のホーム画面は、どちらの意味でもすっきりしており、最低限のアプリしかインストールされていません。電子書籍や電子メモ用途中心の使い方であっても、ある程度アプリをインストールする必要があります。というわけで今回はアプリ導入編をお届けいたします。

ファーウェイ「HUAWEI MatePad Paper」価格6万4800円

アプリはHUAWEI AppGallery以外からもインストール可能だが
Kindleアプリについては工夫も必要だった

 HUAWEI MatePad Paperにはアプリストアとして「HUAWEI AppGallery」がプリインストールされています。というわけで、まずはHUAWEI AppGalleryをチェックしてみましたが、「おすすめ」と「自分」というタブしかなく、インストールできるアプリは8本のみ。そのラインナップには、動画配信サービス「U-NEXT」など、E Inkタブレットには不向きなアプリも含まれています。まずは、Amazon.co.jpの「Androidアプリストア」を導入してみます。

HUAWEI AppGalleryからインストールできるのは上の8本。画面描画の遅いE InkタブレットのHUAWEI MatePad Paperのオススメに、なぜ「U-NEXT」が含まれているのかは不思議です

 というわけで、Amazon.co.jpの「Androidアプリストア」(こちら)をインストールしてみたのですが、「Kindle」アプリが見当たりません。電子書籍のほとんどをKindleストアから購入しているのに、利用できないのは非常に困ります。

 仕方がないので、Androidスマホで「Kindle」アプリのAPKファイルをバックアップし、そのファイルをHUAWEI MatePad Paperで実行してインストールすることにしました。この手順については、「APK バックアップ」、「APK インストール」で出てきたページを参考にしてください。ただし、APKファイルのインストールは自己責任でお願いいたします。筆者、編集部はいっさい責任を持てません。

Amazon.co.jpのAndroidアプリストアには「Kindle」アプリが見当たりません

KindleアプリのAPKファイルをMatePad Paperで実行すればインストール可能です

APKファイルをインストールする際には上記のような警告メッセージが表示されます。APKファイルを入手、準備する際には信頼できるサイトをご利用ください

 さて、KindleアプリはAPKファイルからインストールしましたが、改めてAmazon.co.jpの「Androidアプリストア」の品ぞろえを見たところ、Twitter、Facebook、Messenger、Instagram、TikTokなどのSNSアプリが提供されていました。さすがに「Fireタブレット」で広く使われているアプリストアなので、アプリ数が充実していますね。Amazon.co.jpの「Androidアプリストア」はインストールしておいて損することはありません。

Amazon.co.jpの「Androidアプリストア」は「Fireタブレット」で広く利用されているアプリ。安心感があります

 なお冒頭で、HUAWEI MatePad Paperにインストールされている「HUAWEI AppGallery」にタブが2つしかない、アプリが8本しかないとお伝えしましたが、実はファーウェイの公式サイト内にHUAWEI AppGalleryのページ(こちら)が存在しています。しかも、ここから追加で「HUAWEI AppGallery」がインストール可能なんです。つまり、HUAWEI MatePad Paper用のHUAWEI AppGallery、他端末用のHUAWEI AppGalleryを利用できるわけですね。

ファーウェイの公式サイト内にHUAWEI AppGalleryのページが存在します

HUAWEI MatePad Paperに追加でHUAWEI AppGalleryをインストール可能です

追加でインストールしたHUAWEI AppGalleryには、おすすめ、アプリ、ゲーム、自分のタブが用意されています。もちろん検索ボックスからアプリを探せます

 現在は下記のようにHUAWEI MatePad Paper内のアプリはかなり充実しました。ちなみに、Kindle、SmartNews、3DMark、OneDriveはAPKファイルを直接インストール、Amazon.co.jpの「Androidアプリストア」、AnTuTu Benchmarkはそれぞれの公式ウェブサイトからインストール、Twitter、Facebook、Messenger、Instagram、TikTok、Geekbench 5はAmazon.co.jpの「Androidアプリストア」からインストール、DolyはHUAWEI AppGalleryからインストールしました。

HUAWEI MatePad Paperのアプリ画面は、インストールした順番にアプリが並びます。ジャンル別に並べたいのなら、その順番でインストールしなければなりません。ちょっと不便ですね

 電子書籍や電子メモ用途中心の使い方であれば、まずまず満足のいくアプリをインストールできました。次回はHUAWEI MatePad Paperの使い勝手についてレビューしていきます。

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