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Acoustuneの中核イヤホン2機種発表、約13万円の「HS1790TI」と約7.5万円の「HS1750CU」

2022年06月10日 11時00分更新

 ピクセルは6月10日、Acoustuneの新イヤホン2機種を6月24日に発売すると発表した。春のヘッドフォン祭 2022 miniでも展示されていた。価格はオープンプライス。音響チャンバー部がチタンの「HS1790TI」が12万980円前後、ブラス(真鍮)の「HS1750CU」が7万4800円前後。すでに予約を開始している。

HS1790TI

 HS1790TIは、日本庭園の枯山水をイメージした切削痕が残るアルミハウジングを採用。これにチタン製の音響チャンバーという2つのモジュールを組み合わせている。共振周波数が異なる、異種金属を組み合わせ、振動などによる音の濁りを低減し、ドライバーの持つ能力を最大限に引き出していくコンセプトだ。

 ダイナミック型ドライバーは、「第2世代ミリンクスコンポジットドライバー」で、医療グレードのポリマーバイオマテリアル「ミリンクス」振動版に薄膜チタンドームを組み合わせたもの。HS1695TI/HS1697TIのサウンドを踏襲しつつ「HS1300SS」や「HS2000MX SHO -笙-」の開発で得られた技術や知見を活かしつつ、リファインしている。

 特にチャンバー部内部の容積(音響空間)を確保するために、薄くする必要があったが、強度維持の為にリブを設けている。デザイン的な特徴にもなった。

 ケーブル接続用の端子はPentaconn Earで、シルバーコートOFC線と極細OFC線のハイブリッドケーブル(3重シールド/2重ツイスト)を8芯構成にした「ARC51」が付属する。

 周波数特性は10Hz~25kHzで、感度は110dB@1mW。インピーダンスは24Ω@1kHz。重量は約48g(ケーブル含む)。イヤーピースは「AEX07」(XS/S/M/L/XL)とフォームタイプの「AET02」の2種類が付属。そのほか、アルミケース、キャリーケース、ケーブルクリップ、ケーブルタイなどが付属する。

HS1750CU

 HS1750CUは、マットブラックのアノダイズ処理が施された切削アルミハウジングと切削ブラス(真鍮)製チャンバーの組み合わせ。HS1790TIのデザインアイデンティティを取り入れている。ドライバーは「第5世代ミリンクスドライバー」となる。HS1600シリーズが採用した第4世代ミリンクスドライバーに、HS1300SSやHS2000MX SHO -笙-の開発で得られた技術と知見を反映したもの。HS1650CUの音質を基本としながら、素材の特性を活かし、沈み込むような低音と豊潤な音響特性が特徴だという。

 端子はPentaconn Earで、付属ケーブルはARC51。

 周波数特性は10Hz~25kHz。感度は110dB@1mW。インピーダンスは24Ω@1kHz重量は約52g(ケーブル含む)。イヤーピースはAEX07(XS/S/M/L/XL)とフォームタイプのAET02の2種類。アルミケース、キャリーケース、ケーブルクリップ、ケーブルタイなどが付属する。

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