週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

PCが目的でなく手段の時代、“安心して使えるPC”の意味とは

Alder Lake世代のIntel Evoプラットフォームは、「やりたい」を育てるためにある

2022年06月17日 12時00分更新

文● 高橋佑司 編集● ASCII
提供: インテル株式会社

インテルの太鼓判「Intel Evoプラットフォーム」とは?

 さて、長く使えるPCを選ぶ上で、第12世代Core搭載PCを選ぶのは重要だ、というのは前述した通りだが、とはいえ第12世代Coreにも複数の種類がある。また、そもそもそのほかのスペックもどう選択すればいいのかという問題が残っている。

 もともとPCに関心があった人はともかく、これまで持っていなかったが新たに用意するとなれば、デスクトップではなくノートPCを選ぶ人が大多数だろう。ディスプレーやキーボード、カメラも内蔵し、置き場所にも困らないノートPCのほうが使い勝手はいい。

第12世代CoreはデスクトップPC向けのほかに、ノートPC向けに異なるダイを用いたCore Hシリーズ、Core Pシリーズ、Core Uシリーズなどを展開している

 ノートPC向けの第12世代Coreは、2022年1月にラインアップが発表された。ハイパフォーマンスモデルの「Core Hシリーズ」、パフォーマンスとモバイル性能を両立する「Core Pシリーズ」、省電力でモバイル性重視の「Core Uシリーズ」と、スペック別にかなり細分化されており、20種類以上が発表されている。

 当時発表された中で最上位に当たるCore i9-12900HKは、ノートPC向けモデルにも関わらず、14コア/20スレッドというコア数を実現している。前世代のTiger Lakeでは最大でも8コア/16スレッドであったことを考えれば、その進歩の幅が分かるだろう。

 インテルの資料によれば、ゲームによっては前世代から28%以上のパフォーマンス向上を果たしており、クリエイティブアプリでも競合より高いパフォーマンスを発揮しているという。

ゲームでのパフォーマンス比較では、前世代から比べて最大28%ものパフォーマンスアップを果たしたとのこと

クリエイティブアプリのパフォーマンス比較では、3DCGソフトや動画編集ソフトのパフォーマンスで競合各社と比較してもトップクラスの性能

 これだけでも第12世代Core搭載ノートPCの実力は分かるが、2022年5月には、さらに上のクラスである「Core HXシリーズ」が発表。デスクトップPC向けの第12世代Core i9と同じ16コア/24スレッド構成という、驚愕のスペックが明かされた。Core HXシリーズに関する詳細は、こちらの記事を参照してほしい。

 しかし、前述した通りノートPC向けの第12世代Coreはラインアップが多く、結局どれを選べばいいのか判断するのは難しい。そんな時に、製品選びの指標となるものがある。それが、インテルが規定している「Intel Evoプラットフォーム」だ。

Intel Evoプラットフォームのロゴマーク

 インテルは時代の変化に合わせ、その時代ごとに求められるノートPCの要素をブランド化してきた。20年ほど前からこうした取り組みが行なわれ、「Centrino」や「Ultrabook」などのブランドが生まれたが、Intel Evoプラットフォームは2020年に初めて提唱されたものだ。

第12世代Core搭載PCにおける、Intel Evoプラットフォームの要件。CPUやメモリー、ストレージ、Wi-Fiの規格、インカメラの解像度などが定められている。これだけ見ると難しそうだが、Intel Evoプラットフォーム認証を受けた製品は、これらの項目を自分で確認して考える必要がなくなるわけだ

 これらを満たしたPCには、Intel Evoプラットフォームのロゴシールが貼られる。このシールがPCに貼ってあれば、一定の品質を満たした製品であることをインテルが認めた証となる。

 Intel Evoプラットフォーム準拠のノートPCは、各ノートPCメーカーから続々登場している。現在発売中のモデルでは、Dynabook製の「dynabook R9/V(型番:P1R9VPBL)」や、デル・テクノロジーズの「XPS 13 Plus」などがこれに当たる。

「Core i7-1260P」をCPUに採用した、dynabook R9/V。クリエイターにも使いやすい32GBのメモリーや、約1.05kgという軽さが魅力。実売価格は27万8000円前後

13.4インチで取り回しのいいXPS 13 Plusは、すべての構成がIntel Evoプラットフォーム準拠。「Core i5-1240P」を採用して、最小構成価格20万7184円(クーポン使用時)からというコスパのいい構成も選べる(本稿取材時点)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう