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申し込みから10分で稼働、1日100円から使える電話自動応答サービス

電話対応をニーズに合わせて簡単に自動化できる「IVRy」を使ってみた

2022年06月21日 07時00分更新

SMSや文字起こしなどで電話応答をスマート化

 続いて、「分岐ルールを追加する」をクリックして、それぞれの番号に対応したルールを作成していく。対応方法は4種類用意されている。

 まずは「音声案内」で、指定した音声を流してくれる。「電話転送」では、メッセージを再生してから指定した電話番号に転送でき、「SMS送信」はかけてきている電話番号当てにSMSを送信してくれる。「音声録音」はかけてきている人に録音を残してもらうことが可能だ。

 作成したルールはドラッグ&ドロップで順番を入れ替えられ、親子構造にすることも可能。例えば、数字を押して飛んだ先でまたメニューを案内できる。とは言え、何階層も深くメニューを構築すると電話をかけてきた人が離脱してしまうので、注意が必要だ。

分岐ルールを追加したら、ドラッグ&ドロップで順番を入れ替えられる

 まずは、注文したいという人に注文ページのURLを案内してみよう。もちろん、URLのような複雑な文字列を口頭で伝えられるわけがない。そこで活躍するのが「SMS送信」だ。設定したメッセージを再生しつつ、かけてきている電話番号当てにSMSでURLなどを返信できるのだ。実際に試してみると、番号を押した瞬間にSMSが届く。このレスポンスのよさは驚きだ。

対応方法から「SMS送信」を選んでメッセージを入力する

注文ページのURLを入力する

顧客が番号を押すと、すぐにSMSが届いた

 重要な案件の場合は折り返して直接話した方がよいこともある。そんな時は、「音声録音」を利用する。

 メッセージで名前と連絡先を録音するように再生し、録音してもらおう。人が対応する場合、連絡先を聞いてメモしているとミスが多発する。録音があれば聞き直すことができるし、声のトーンなどでニュアンスや感情も把握できる。自動応答を使う際の大きなメリットと言えるだろう。

 録音してもらった音声は「電話履歴」の「受電内容」で確認できる。文字起しオプションを利用していれば、「メモ」欄にテキストでも記録してくれるのがありがたい。なお、文字起しオプションはベータ版で一部のユーザーでテストしている状況だが、今後は正式サービスとしてリリースされる予定だ。また、ウェブ上から電話を発信する機能も備えているので、折り返しが必要な場合は、電話番号をクリックするだけでいい。効率がいいし、電話番号の入力ミスもない。1分1秒を急いでいる顧客の場合、スムーズな折り返しは重要なポイントとなるだろう。

対応方法から「音声録音」を選ぶ

録音された内容は「電話履歴」から確認できる

そのまま電話番号をクリックしてウェブ上から折り返し電話ができる

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