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Honda車史上最大の室内空間を誇る新型STEP WGNは「もはや走る家」だった!

2022年06月04日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

ガソリンとハイブリッドの2モデルが用意

STEP WGNのパワーユニット

STEP WGNに搭載されているe:HEVユニット

 パワートレインはAIR、SPADAともに2種類用意。1つは1.5リットル直噴VTEC TURBOエンジンを搭載したガソリンモデル。もう1つは、モーターを中心にドライブモードを使い分ける2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載した2リットルDOHC i-VTEC+2モーターハイブリッドモデルです。気になる燃費はガソリン車が13.9km/L、ハイブリッドモデルが20.0km/L(いずれもWLTCモード)です。変速機はCVT駆動方式がハイブリッドモデルがFFのみ、ガソリンエンジンモデルはFFのほか4WDも用意されています。

STEP WGNのカットモデルで室内空間を説明しましょう!

 それではSTEP WGNの魅力である広い室内空間、そして多彩なシートアレンジを体験してみることにしましょう。

ワンアクションレバーでシートはラクラク稼働

最も前へ移動させた状態

最も後ろへ下げた状態

シートをドア側へ寄せた状態

シートを内側へ寄せた状態

 3列シートのSTEP WGN。まず秀逸なのが、7人乗り仕様2列目シートの可動域の広さです。その移動量はなんと最大865mm! さらに2列目シートは中央寄せの左右スライドにも対応し、しかもワンアクションレバーで簡単に動くのがうれしい限り。3列目乗降時に2列目乗車員がいったん外に出る必要はありません。

チャイルドシートへのアクセスもラクラク

 2列目シートの広い可動域は子どもを持つ親にとってありがたい恩恵も。助手席側2列目シートを思いきり前に出せば、運転席から2列目に座るお子さんの面倒を見ることができるのです。STEP WGN、実に家族思いのクルマではありませんか。

3列目シートの様子

 狭くなりがちな3列目シートも大きくゆったり。座面の厚さを従来より21mmアップしたほか、背もたれの高さも45mm伸長。家族全員、快適な旅が楽しめます。

 荷室の広さも十分。3列目シートを引き出した状態でも、一般的なスーツケースはしっかり入ります。しかもテールゲート開口部地上高は530mmですので、荷下ろしもラクラクです。スーツケースはもちろんですが、Hondaの蓄電池「リペイドE500」も縦方向に入ります。収納してみると、最初からこのサイズで設計していたのでは? と思えるほどピッタリ。

ストラップを引っ張るだけでシートは簡単に倒れます

背もたれを倒し、椅子全体を後ろに下げるようにすると……

広大な荷室空間が出現!

ゴルフバックを縦に入れることもできます!

 3列目シートを収納すれば、フラットな荷室空間が現れます。しかも簡単に収納できるのがうれしいところ。ほとんどワンアクションで収納できることに感動することでしょう。ゴルフバッグを縦に入れることもできるほどの長さ。これはスゴい!

3列目シートを倒し、かつ2列目シートの背もたれを思いっきり倒せば、寝ることだって可能です!

3列目を立てた状態で2列目シートの背もたれを思いっきり倒せば、オットマン付きソファに早変わり! これはラクです!

 ですので、3列目シートを立てたままなら、足を伸ばして寝ることだって難しくはありません。「家族のいない俺にミニバンは関係ない」という人でも、車中泊が多い方ならSTEP WGNはかなり魅力的に映るのではないでしょうか?

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