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Honda車史上最大の室内空間を誇る新型STEP WGNは「もはや走る家」だった!

2022年06月04日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

福祉車両もあなどれない機能が盛りだくさん

STEP WGN SPADAには福祉車両も用意

 STEP WGNは福祉車両が用意されています。これはSTEP WGN SPADAのガソリンエンジン搭載車をベースに、車いす仕様車とサイドリフトアップシート車が設定されています。車いす仕様者は2列目乗車タイプと3列目乗車タイプ、そして2~3列目乗車タイプの3種類が用意されています。ここでは2列目乗車タイプ仕様車(355万円5000円~379万5000円)と、サイドリフトアップシート車(339万6000円~363万6000円)の2つをご紹介しましょう。

スローパーが付いた状態

スローパーを引き出す唯さん

スローパーを出した状態

ウインチを取り出す

ウインチ

ウインチをセット

ウインチ作動ボタン

あとは車いすを乗せるだけ

車いす後部を固定

 クルマ椅子仕様車には、スローパーとウインチが最初から用意されています。スローパーは引き出すだけで簡単。あとは車両に車両から伸びるウインチのフックを取り付け、スイッチをオンするだけ。あとはゆっくり車いすを乗せていくだけ。車いすを乗せた後、ウインチはそのまま固定金具にもなります。あとはクルマ椅子の後ろ側にもステップルを取り付ければOK。実に簡単です。

 サイドリフトアップシートは、助手席側の2列目シートがそのまま外に出てくるというもの。耐荷重は100㎏まであります。座ってボタンを押すだけと、実に簡単です。途中、若干前かがみみたいな状態になりますが、気になるほどではありません。

 SPADAですので、一見ちょっと高級なミニバンに見えるのも美質。なによりうれしいのは、福祉車両は消費税が非課税なのです。「福祉車両なんて俺には関係ない」と最初は思いましたが、たとえばバイクに乗っいる方でしたらSPADAは格好のトランスポーターになるのでは? これは一度実験してみたいところです。

走行性能も安定して快適

 最後にちょっとだけSTEP WGNを試乗する機会がありましたので、今回モデルを務めたスポーツカー好きの唯さんにステアリングを握ってもらいました。テストコースのため、最高速度は40km/hまでという条件付きだったのが残念ですが、交差点をひとつ曲がるだけで「とにかく視界が広いです! だから死角が少ないですし、見切りがとてもいいです」と驚嘆!

 「それに車が大きいにも関わらず、小回りがとても効くんですよ」ということで車庫入れもラクラクの雰囲気。「乗り心地はとてもいいですね。運転席もですが、2列目がとても快適! しっかり地に足がついたような安定感がありますね。途中段差を通過したのですが、スッと乗り越えて不快感は少なかったです」とのこと。

 「e:HEVモデルはかなり静か。エンジンモデルに負けないくらいのパワフルさで、この静粛性はイイですね。なにより広くて快適で、動くリビングみたい!」ということで、STEP WGNは家族全員が快適に移動できる車といえそうです。STEP WGNは、試乗車が用意でき次第、より詳細に紹介する予定ですのでお楽しみに!

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モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo Nakajima Racingのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添える。

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