週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ラー博にまつわるエトセトラ Vol.5

創作ラーメンイベントはこうして始まった(中編:シークレットラーメン)

2022年06月03日 10時00分更新

 みなさんこんにちは。2024年の3月に迎える30周年に向けて、これまで実施してきましたさまざまなプロジェクトが、どのように誕生したかというプロセスを、ご紹介していく「ラー博にまつわるエトセトラ」。

 前回の記事はこちら

創作ラーメンイベントはこうして始まった(前編 ラー博八人の料理人創作シリーズ)

 過去の連載はこちら:新横浜ラーメン博物館のウラ話

 前回から「創作ラーメンイベント」として過去に行なった各種イベントをご紹介してきましたが、今回はスタンプラリー企画についてご紹介いたします。

 vol.3でご紹介しました「緊急指令 ラー博のご当地を食べ尽くせ!」がスタンプラリーの最初ですが、その後さまざまなスタイルでスタンプラリー企画を実施してきました。

 2003年 9月に実施した「ラー博的!ラミューズメントラリー」というスタンプラリー企画。これはラーメンとアミューズメントという言葉をもじった“ラミューズメント”ということで、ラーメンを食べたり、駄菓子店を利用したり、イベントに参加したりすることによりスタンプをもらい、抽選で1名様に家を1軒プレゼントするという内容でした。この家というのは地下に広がる街並みのひとつの表札を1年間当選者の名前にするというものです。

 そして先着500名様にこの企画でしか食べることのできない「シークレットラーメン」が賞品となりました。

 このシークレットラーメンは提供当日まで内容がわからないというもので、そのプレミアム性から多くのお客様にご参加いただきました。そしてこのシークレットラーメンは、その後「食べ歩きラリー」などの数々のイベント賞品となり、争奪戦となりました。

これまでの全店企画スタンプラリー

 ★印がシークレットラーメンを提供した企画

・1999年 12月01日~「ラー博のご当地を食べ尽くせ!」スタンプラリー
・2003年 09月01日~「ラー博的!ラミューズメントラリー」★
・2004年 09月01日~「ラーメンクエスト」★
・2005年 06月21日~「ラーメンジャパネスク 【旬麺】 第1章」 ※後編で紹介
・2006年 06月19日~「ラーメンジャパネスク 【旬麺】 第2章」 ※後編で紹介
・2007年 07月06日~「ラーメンジャパネスク 【旬麺】 第3章」 ※後編で紹介
・2008年 06月26日~「ラーメンジャパネスク 【旬麺】 第4章」 ※後編で紹介
・2008年11月01日~「ラー博ご当地ラーメン食べ歩きラリー」★
・2010年02月01日~「ラー博ご当地ラーメン食べ歩きラリー2010」★
・2010年06月01日~「ラー博ご当地ラーメン食べ歩きラリー2010-2011」★
・2011年09月01日~「ラーメンマラソン2011」
・2012年03月01日~「ラー博ご当地ラーメン食べ歩きラリー2012」★
・2014年10月01日~「ラー博食べ歩きラリー2014」★
・2015年09月07日~「ラー博食べ歩きラリー2015」★
・2016年01月12日~「ラー博食べ歩きラリー2016」★
・2018年02月13日~「ラー博食べ歩きラリー2018」★
・2018年11月22日~「ラー博カレンダー2019」
・2019年12月02日~「ラー博カレンダー2020」

 2004年に開催した「ラーメンクエスト」はリアルRPGとして今振り返るとなかなかおもしろい内容でした。

 2018年以来、「シークレットラーメン」は実施していませんのでいつかまた実施したいと思います。

 さて次回は創作ラーメンイベント最終章となる後編では「旬麺」や「節電ラーメン」についてお話ししたいと思います。お楽しみに!

 新横浜ラーメン博物館公式HP
 https://www.raumen.co.jp/

 ・Twitter:https://twitter.com/ramenmuseum
 ・Instagram:https://www.instagram.com/ramenmuseum/
 ・Facebook:https://www.facebook.com/raumenmuseum
 ・LINE:https://lin.ee/k9AJTKt
 ・YouTube:https://www.youtube.com/rahakutv

文/中野正博

プロフィール
1974年生まれ。海外留学をきっかけに日本の食文化を海外に発信する仕事に就きたいと思い、1998年に新横浜ラーメン博物館に入社。日本の食文化としてのラーメンを世界に広げるべく、将来の夢は五大陸にラーメン博物館を立ち上げること。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事