アイリスは5月9日、同社の咽頭カメラを含むAI搭載システム「nodoca(ノドカ)」の製造販売承認を4月26日に取得したと発表した。
nodocaは、咽頭(のど)の画像と診療情報をAI解析し、インフルエンザ感染症に特徴的な所見等を検出することで同感染症の診断に用いることができるシステム。AIアルゴリズムはのべ100医療機関・1万人以上の患者に協力によって収集した50万枚以上の咽頭画像を元に開発。日本で初めて「新医療機器」として承認を取得したAI搭載医療機器になるとしている。
同社では現在、COVID-19 (新型コロナウイルス感染症)をはじめとする複数の疾患について、大学病院を含む医療機関との共同研究を実施し、今後もさらなる医療機器の開発・販売を進めるという。
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