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山根博士のグロスマレビュー

海外で急成長中のrealmeのコスパモデル「narzo50」の実力を徹底検証

2022年05月10日 12時00分更新

超広角や望遠がないカメラ
日常的なスナップなら十分な性能

 カメラは5000万画素の広角、200万画素のマクロ、200万画素の深度測定の3つを搭載。実質普段使いするのは広角カメラだけという割り切った設計になっている。超広角がないのは若干不満があるものの、日常的なスナップ撮影なら十分ということだろう。カメラのモードは「夜景」「動画」「写真」「ポートレート」「50M(5000万画素)」「その他」。その他からは「アウト/イン同時動画撮影」や「エキスパート(プロモード)」「ウルトラマクロ」などを選択できる。

メインカメラは広角5000万画素という割り切った設計

写真モードでは上からスワイプで設定を呼び出せる(左)。5000万画素モードでは倍率表示が無くなる(中)。その他モード(右)

 以下は作例だ。標準では1200万画素相当で撮影される。

等倍撮影

デジタル2倍撮影。PCの画面でも十分耐えられる画質だ

デジタル5倍撮影

デジタル10倍撮影(最大)。さすがにかなり画質は落ちる

5000万画素撮影。木の細い枝もしっかり写っている

比較のために等倍撮影

ボケ最大で撮影

10cmまで近寄って食事を撮影。食事はマクロより標準で撮影したほうが明るく写る

マクロ撮影(1600×2100ドット)。画素数が低いため若干暗く写りがちだ

夜景モードで撮影

【まとめ】性能的には不満はないが
カメラが弱いのが気になる

 realme narzo 50は勢いのあるrealmeの製品らしく、低価格モデルでありながらも本体の質感は悪くなく、またアイコンのカスタマイズの自由度の高さが楽しいモデルと感じられた。カメラの操作性や画質は悪くはないが、超広角はやはり欲しいところ。コストを抑えながらも必要十分な性能を有しており、エントリーモデルのステップアップにも向いたスマートフォンと言えるのではないだろうか。

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