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2万円台で注目はシャオミとモトローラ! 人気SIMフリースマホ全紹介【エントリー編】

2022年04月30日 10時00分更新

コスパの良さはやっぱり光るシャオミのエントリー機
シャオミ「Redmi Note 11」

 海外でリリースされている上位モデルには1億画素カメラモデルも用意される、シャオミ「Redmi Note 11」シリーズだが、国内でまずリリースされたのは、ラインアップ中、最も安価な本機。とは言え、2万円台半ばのエントリー機としては、シャオミらしい高コスパ&高スペックの1台となっている。

コスパで圧倒するエントリー4Gスマホ「Redmi Note 11」

 この価格帯でありながら、ディスプレーは表示も鮮やかな6.43型有機ELで、90Hzのリフレッシュレートに対応。ウェブ閲覧やSNSアプリ利用時の滑らかなスクロールで、そのメリットをハッキリ体感できる。

 SoCは新開発の600番台のスナドラ「Snapdragon 680」で、Antutu 9のスコアは約25万点。少し前のエントリー機で採用例が多かったSnapdragon 662の性能を大きく上回り、普段使いには十分なものだが、ゲーム用途ではそこまで大きな期待は持たない方がいいだろう。メモリーは4GBで、ストレージを用いる仮想メモリーで1GBの追加が可能。ストレージは64GB。

90Hzのリフレッシュレートに対応。スクロールの滑らかさに慣れると60Hzのスマホには戻れなくなる

性能面は従来のエントリー機と比べればワンランク上がっている

 カメラはメインが5000万画素で、800万画素の超広角、200万画素のマクロ、200万画素の深度センサーの4眼構成。バッテリーは5000mAhで33Wの急速充電にも対応している。

カメラも4眼構成。超広角カメラはこの価格帯でもやっぱり欲しいという人は多いはず

 ネットワークは4G止まりで、防水・防塵、FeliCaなどには対応しないが、これらの機能を求めないユーザーにとっては、お手頃に利用できる魅力的なエントリー機であることは間違いない。

トリプルスロット仕様も実はうれしい点。サブ機にも適している

●2万円台で高性能の有機ELとカメラを備えたシャオミ「Redmi Note 11」レビュー
●シャオミ、「Redmi Note 11」を国内投入 5000万画素カメラに90Hz対応の有機ELで2万4800円

こちらも2万円台半ばで大型有機EL! シンプルなUIが◎
モトローラ「moto g31」

 2万円台半ばの価格帯でシャオミ「Redmi Note 11」とともに注目なのが、モトローラの「moto g31」。こちらも6.4型の大型有機ELパネルを採用。やはり動画再生やSNSアプリで威力を発揮する。ただし、こちらのリフレッシュレートは60Hz止まり。

シャオミに対抗可なモトローラのエントリー機「moto g31」。こちらも有機ELパネルを採用している

 本機のSoCはMediaTek製「Helio G85」で、Antutu 9のスコアは約20万点だが、モトローラ製スマホならではのシンプルなUIも加わって、実際に使っていての不足感はない。カメラアプリもシンプルな使い勝手もあってか、レスポンスは悪くない。一方で、Redmi Note 11に対する強味はストレージが倍の128GBである点だ。

Antutu 9のスコアは約20万点とRedmi Note 11よりは若干見劣りするが、エントリー機としては十分か

 本機のカメラは50メガ+8メガの超広角+2メガのマクロの組み合わせ。5000mAhバッテリーを搭載しながら、8.55mmの厚みと約181gの重さはなかなか優秀。背面のザラツキある手触りなど、デザイン面も魅力の1台だ。

カメラは3眼構成で、超広角/マクロレンズも用意されている

この価格帯のスマホだと、ケースを付けずに使うのもあり。素に近いシンプルなホームUIもモトローラスマホの人気の理由だ

●モトローラ「moto g31」は5G非対応も2万円台半ばで有機ELのハイコスパモデル
●モトローラ、6.4型有機EL&4眼カメラで2万5800円の新SIMフリースマホ「moto g31」発表

「moto g」シリーズのエントリー5Gスマホ
モトローラ「moto g50 5G」

 2万円台の端末でも、いくつか5G対応モデルがリリースされているが、本機もその1台。スペック面を見ていくと、90Hzのリフレッシュレートに対応したHD+解像度(720×1600)の6.5型液晶を搭載。SoCにはMediaTek Dimensity 700、4GBメモリー、128GBストレージ、5000mAhバッテリー、指紋センサー(+顔認証)、Android 11など。

メテオグレイ

 カメラは超広角が非搭載、また画面解像度も低いが、それ自体はバッテリーの持ちやレスポンスの良さにも繋がるので、4Gスマホのmoto g31と比べて、単純にどちらが上とは言いにくい。カラバリはメテオグレイとテンダーグリーンの2色。

テンダーグリーン

●モトローラ、3万円強で5G対応のSIMフリースマホ「moto g50 5G」を発売

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