大会と同じ環境で練習
とくに液晶のリフレッシュレートが重要
――モニターのインチ数にもこだわりがあるようですが、なぜでしょうか?
【hiro】 オンラインの大会だと気になりませんが、オフラインでは基本的に主催者が用意するモニターを使います。そのときに用意されるモニターのサイズがたいてい24インチなので、練習のときから同じ大きさで慣れるようにインチ数をそろえています。G24Fを採用したのもそれが理由のひとつです。
【Ara】 ゲームタイトルによっては、27インチの方が有利なこともありますが、FPSだと24インチが使いやすいと思います。
――大会など練習以外の実戦を想定すると選び方も変わってくるのですね。eスポーツで実力を発揮するためにはデバイス選びも重要だということがわかります。先ほど索敵がしやすいというお話があったように、モニターもやはりゲーミング液晶と普通の液晶では違ってくるのでしょうか?
【hiro】 そうですね、やはりリフレッシュレートや応答速度が普通のモニターとは違うので、同じゲームをしていてもキャラクターの動きや反応などが違います。個人的には、どんな環境でも最低120Hzは欲しいところですね。
【なな】 私は、以前リフレッシュレート144Hz、応答速度0.5msの他メーカー製IPSパネル採用モニターを使っていましたが、G24Fは低価格で性能面でも見劣りしません。また、ノングレア液晶なので、光の反射を抑えられる点もポイントです。
個人やチームの活動を通じて
AORUS ワシノコの魅力を発信
――最後に、みなさんの今後の目標とeスポーツやAORUSに興味がある方へメッセージをお願いします。
【Ara】 AORUSは、今回取り上げたG24F以外にもPCパーツやマザーボードなど、幅広い製品をラインナップしています。それらを選手にも使ってもらい、フィードバックしてもらった内容をAORUS ワシノコに所属するアンバサダーとして発信していきたいと思っているので、eスポーツやゲーミングギアに興味がある人の参考になればうれしいです。
【なな】 自作PC女子として活動してきた観点から話すと、この活動をするメリットはたくさんあると思います。私が就職活動をしていたときは、PCを自作できると話すと、やはり他の人とは違うということで興味を持ってもらえたりしました。同じようにPCを自分で組んでいる女の子はまだまだ少ないですが、発信を続けることでデスクトップPCやAORUS製品に興味を持つ人が増えてほしいと思っています。
【トキヤ】 AORUS ワシノコは、どの部門もまだ発展途上のチームだと思います。マネージャーとしてチームの活動を軌道に乗せ、プロリーグへの参画などステップアップを果たすとともに、eスポーツ業界内においてもチームの名前を広めていきたいと思っています。逆説的な話になりますが、負けた試合からなにを吸収できるかだと思います。ゲームでは勝ちよりも負けの方が、試合へのアプローチや対処法などの反省点から多くのことを学べます。
【hiro】 私たちアナリストやマネージャーも、大会などに参加して良い結果をご報告できるように、一丸となって取り組んでいます。私たちがサポートをしている選手にもぜひ注目して、応援していただけるとうれしいです。
(提供:GIGABYTE)
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