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eスポーツプレイヤーがゲーミング液晶に求めるものとは?

eスポーツチーム「AORUS ワシノコ」が語るゲーミング液晶「G24F」の魅力

2022年05月13日 13時30分更新

 日本ギガバイト株式会社は、PCパーツを開発・販売するだけではなく、それらを活用するeスポーツシーンを支援する活動にも幅広く取り組んでいる。その一環として、2019年4月に立ち上げたプロジェクトが、プロを目指すアマチュアチームやコミュニティを支援する、同社のゲーミングブランド「AORUS」の名を冠した「AORUS EAGLETS COMMUNITY」だ。

 さらに、大阪府に拠点を構えてeスポーツ事業を手がける株式会社PACkageと連携してAORUS EAGLETS COMMUNITYから派生したeスポーツチーム「AORUS ワシノコ」を設立。eスポーツの活動に携わるメンバーを機材や資金、コーチングの面からバックアップしており、「ワシノコ杯」をはじめeスポーツ大会やイベントなども積極的に主催している。

日本ギガバイトは、PACkageと連携してeスポーツチームAORUS ワシノコを設立。今回はチームのメンバー4名に取材した。左からhiroさん、トキヤさん、ななさん、Araさん(以下、敬称略)

 本記事では、AORUS ワシノコに所属し、ストリーマーやチームマネージャー、アナリストとして活動するアンバサダー4名を取材。チームにおける日頃の活動内容、今後の目標などを聞いた。さらに今回は、彼らが日々のプレイで活用しているゲーミング液晶「G24F Gaming Monitor」の特徴を深掘り。IPSパネルを採用する理由やモニターのインチ数など、デバイス選定に対するeスポーツプレイヤーならではの視点やこだわりを聞いた。

AORUS ワシノコでは「G24F Gaming Monitor」を採用している。このモニターの特徴やIPSパネルを選ぶ理由などを聞いた

アナリストやマネージャー、ストリーマーとして
チームの活動や広報をサポート

――まずは、みなさんがAORUS ワシノコに所属した経緯とチーム内での役割を教えてください。

【hiro】 もともと高校生の頃からレインボーシックス シージなどの動画配信をしており、eスポーツチームに所属することで活動の幅を広げたいと思ったのがきっかけです。約2年前にAORUS ワシノコに所属し、現在はプレイヤーとして動画配信や大会への参加を続けつつ、今年からレインボーシックス シージのアナリストとしても活動しています。

hiroさんは、レインボーシックス シージのアナリストとして、チームの練習や海外の試合をチェックし、トレンド情報の収集や戦略の立案、選手のプレイに対してアドバイスを行なっている。配信活動もしており、GW明けにはYouTubeでレインボーシックス シージの24時間耐久生配信を予定している

【トキヤ】 AORUS ワシノコに所属する前は、別のチームで活動していました。そこが解散になり、新しいチームを探していたタイミングで見つけて約2年前に参画しました。主にプレイしていたのはレインボーシックス シージですが、現在はプレイヤーを引退してチームのマネジメントをしています。

トキヤさんは、約2年前からAORUS ワシノコに所属。現在はマネージャーとして、大会のチェックやスケジュール管理など、選手のマネジメントを担っている

【なな】 2020年8月に開催されたゲーマー女子が対象のゲームガールコンテストでAORUS ワシノコ賞をいただき、それがきっかけでチームから声をかけてもらいました。普段はレインボーシックス シージやVALORANTなど、AORUS ワシノコが部門を持っているタイトルを中心に動画配信をしていて、最近は製品のレビュー動画を撮影することもあります。

ななさんは、AORUS ワシノコが協賛するコンテストでの入賞をきっかけにチームへ加入。現在は、ストリーマーとして動画配信をメインに活動している

【Ara】 チームに加入する前からAORUSのパーツを使って自作したパソコンをSNSにアップしていました。その中でAORUS ワシノコがチームの活動やAORUS製品を広めるアンバサダーを募集しているとTwitterで知り、応募したのが加入のきっかけです。今日も水冷用のマザーボードが手元にあるので、取材が終わったら撮影する予定です。レインボーシックス シージのAORUS ワシノコ杯にも出場してeスポーツも楽しんでいます。

Araさんは、AORUS ワシノコがアンバサダーを募集していたのをきっかけに所属。もともとモニターやデバイスをAORUS製品で統一するほどのファンで、加入前からパーツを使ったパソコンの自作もしていたという

――チーム全体としては、普段どのように活動しているのでしょうか?

【トキヤ】 レインボーシックス シージとVALORANTの2部門があり、普段は個人の活動とは別に、夜9時ごろからオンラインで集まって練習しています。チーム全体で毎月一回定例会を開催しているので、部門を超えてミーティングやゲームをする機会も設けていますね。今後も、日本のプロリーグや世界大会などで、より高いレベルでプレイできるようにチームとしてレベルアップしていきたいと考えています。

大阪府池田市にあるAORUS ワシノコの練習拠点。所属メンバーは兵庫や奈良などの近畿圏や関東にもいるため、普段はオンラインで顔を合わせているが、定期的に集まって練習やイベントを開催しているという

――みなさん、入られたきっかけはバラバラのようですが、今もチームメンバーはプレイヤーに限らず定期的に募集しているのでしょうか?

【Ara】 はい。まずはAORUS製品が好きということを前提に、選手やストリーマー、チームのサポートなど、その方に合った活動をしていただきたいと思っています。さまざまな活動があるので、eスポーツに興味があって業界に携わりたいと思っている方は、積極的にコンタクトを取っていただけるとうれしいです。

【トキヤ】 レインボーシックス シージやVALORANTのプレイヤーも募集していますが、私たちはゲームの実力だけでなく礼儀や言葉遣いなどを含めた人間性や社会性も求めています。加入後はさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があるため、チームの顔として活躍をする上でも、興味がある人にはスキル以外の部分も磨いてほしいと思っています。とくにプレイは実際に見ないとなかなか知る機会はありませんが、発言や態度に関しては、SNSなどで発信している内容から簡単にわかりますからね。

――eスポーツ業界に携わりたい人にとっては大きなチャンスですね。ちなみに、Araさんはパソコンを自作するそうですが他の方も自作するのですか?

【hiro】 私も自作しています。単純に勝負事で負けるのがとても嫌いで、理由を環境のせいにしたくないので、自宅では納得のいくデバイスを自分で組み上げてゲームに臨むようにしています。

【なな】 ゲームガールコンテストに出る少し前にパソコンを組む機会がありました。その後、AORUS ワシノコに加入してからは欲しいパーツがたくさん出てきたので、最初に自作したマシンのパーツを入れ替える形で、少しずつ理想のパソコンに近づけています。

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