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FOSTEX、実売約3万円のデジタルアンプ「AP25」

2022年04月25日 12時00分更新

 フォスター電機は4月20日、FOSTEXブランドのコンパクトステレオアンプ「APシリーズ」の最上位モデル「AP25」を、5月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。店頭での販売価格は3万3000円前後。

 D級アンプを搭載し、出力は25W+25W。本体サイズは幅133×奥行き165×高さ42mmで、重さは750g。シンプルで剛性の高いスチール筐体にしている。

 オペアンプやコイル、コンデンサーなど、各所に音質を向上させる音響専用パーツを採用し、低歪、低ノイズを追求した高音質化設計にしている。適合負荷インピーダンスは4~8Ω、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。全高調波歪率は0.01%以下、SN比は100dB以上。入出力端子はRCAが各1系統で、入力感度は300mV。

 背面にプリアンプ出力を装備し、サブウーファーやパワーアンプなどの接続が可能。ボリューム位置に応じた可変出力になっているため、スピーカー出力と連動してサブウーファーの音量を変えることもできる。スピーカー端子は、金メッキ仕上げ。バナナプラグやYラグにも対応する。

 オートスタンバイ機能を搭載。入力が無信号、もしくは非常に低いレベルになっているとスタンバイモードに切り替わる。底面のディップスイッチでオン/オフ、スタンバイに入るまでの時間を1分か12分に設定できる。消費電力は最大68W。スタンバイ時は0.5W以下。

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