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フォステクス、スピーカーシステム「GV103A」 を数量限定にて発売

2022年12月06日 17時30分更新

 フォスター電機(フォステクスカンパニー)は12月15日、スピーカーシステム「GV103A」 を数量限定にて販売する。

 Foster 70th Anniversary Model FE103Aをクラシカルなデザインのエンクロージャーボックスに搭載。スピーカー部にはこだわりぬいた部品を組み合わせて作られたFE103Aを使用し、エンクロージャーボックス部にはオーディオブランド「Spring Summer Fall Winter Audio」のデザイナー/カメラマンの森友治氏が手がけたデザインに、フォステクスのエンジニアがチューニングした特別なモデルとなっている。

 コーン紙は繊維が細くしなやかで密度の高いESコーンを2層抄紙とし、基層に長繊維のパルプを主体にかさ高の構造による高剛性化と内部損失の保有を両立。表層には短繊維のパルプを配合し、振動板表面の伝播速度を高めていることで、中域の明るく張りのある音色はそのままに立ち上がりが良く切れのある高音と厚みのある低音の再生を可能としたという。

 ハトメの重量が振動板に付加されることによって重量バランスが不均等になることから、ハトメレスを採用し、中音域の高調波歪を低減させている。ハトメレス化とともにポケットネックダンパー方式を採用することで、ボイスコイルとダンパーおよびコーン紙を同一円周上で接着する3点接着を実現。

 マグネットにはアルニコマグネットを採用し、磁気回路内のポールピースには銅キャップを配置することで電流歪を低減させ、駆動系の低歪み化により中高域の明瞭度を一層向上。入力ターミナル(エンクロージャーボックス部)入力ターミナルにはバナナプラグ対応金メッキターミナルを採用。内部配線には同社SFC103の芯線と同じOFC同芯撚り線の両端に金メッキを施した端子をカシメたものを使用することで入力端子からスピーカーユニットまでの音の劣化を防いでいるほか、エンクロージャーボックス部には適度な内部損失と剛性を併せ持ったMDF材の表面に美しく落ち着きのある天然ウォールナット材の突板を貼り、外観と音響性能の両立を目指している。

 ペアでの販売となり、完実電機株の取扱いとなる。価格はオープンプライス。

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