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PayPay、運転免許証のICチップで本人確認を可能に キャッシュレス決済事業者では初

2022年04月20日 20時10分更新

 PayPayは、キャッシュレス事業者としては初となる、運転免許証のICチップを用いた本人確認手続きを開始したと発表した。Android版がまず先行し、iOS版も近日中に開始予定。

 PayPayでは、銀行口座への出金やユーザー間での送金・受取が可能なPayPayマネーの利用時、オンラインで完結する本人確認を実施。昨年11月から、マイナンバーカードによる手続きが可能になっていた。この本人確認を、より所持者が多い運転免許証のICチップにも対応した形だ。

 現在の運転免許証のICチップには、氏名・住所・顔写真などの情報が含まれており、これをスマートフォンで読み取るとともに、セルフィー撮影を組み合わせて手続きが完了。従来の方法と比べて、個人情報の入力が不要になるほか、最短当日での審査が済むなどの利便性が増す。なお、本人確認情報は法律で定められた範囲内のみで利用するとしている。

免許証取得・更新時に入力した4桁の数字×2の暗証番号を覚えているかどうかは1つの壁になりそうだ

 

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