ソニーは4月14日、南カリフォルニア大学(USC)映画芸術学部とのパートナーシップ契約締結を発表した。
USCはジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキス、ロン・ハワードなどのハリウッドの著名な映画監督を輩出した映画の名門校。ソニーではUSCとの協業を通じて次世代の映像制作者やクリエイターを支援しながら新しい映像表現や体験など未来のエンタテインメントの創造をサポートするとしている。
パートナーシップの締結により、USCの映画芸術学部のコースではデジタルシネマカメラのフラッグシップ機「VENICE2」に加え、「FX9」や「FX6」などのCinema Lineカメラ、フルサイズミラーレス一眼カメラα(Alpha)シリーズなど多彩な撮影機材を使用する。さらにプロオーディオ、高性能なCrystal LEDディスプレー、クラウドサービスなどの各種機器やサービスも利用できるようになるという。
また、USCでは、バーチャルプロダクションのカリキュラム設定を目的に、ソニーのCrystal LED Bシリーズを2022年夏に新たに設置。ソニーとUSCは協力して2022年秋より、バーチャルプロダクションにおいて高いレベルの教育を学生に提供する予定。さらにソニーは、製品・設備の導入や設置のサポートを行なうとともに、教育に関する協力も実施し、パートナーシップを通じて次世代のクリエイターの教育支援のために200万ドル(USD)の寄付を行なった。
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