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高校生プログラム「東京未来ファクトリー」レポート(DAY 1・前編)

すでにあるアイデアだからと諦める必要ない。ユカイ工学青木氏が学校を越えた高校生AI部で講演

 「高度な知識・技術や工学的思考力・発想力をもった未来の『スペシャリスト』」と「東京の課題を解決し得る次代のトップランナー」の育成を目的とした高校生プログラム「東京未来ファクトリー」。東京都の工業高校の生徒を対象に、東京都教育庁が2020年度から行っている事業だ。

 2年目にあたる2021年度は、都内工業高校の生徒がオンラインで参加し、ZoomやSlackなどを駆使して参加者同士でコミュニケーションをしつつ、AIプログラミングを学んだ。

「東京未来ファクトリー」の目的

 テーマは「AI×〇〇」。4日間のオンラインプログラムで、先端技術者による基調講演とAIプログラミングのワークショップが行われた。初日「DAY 1」では、「東京未来ファクトリー」を主催する東京都教育庁の指導部高等学校教育指導長の堀川勝史氏が開校のあいさつを行い、「社会や産業が大きく変わるこの時代に、変化に対応する力を身に付けてほしい」と、プログラムの目的を伝えた。

東京都教育庁指導部 高等学校教育指導長 堀川勝史氏

 続いて、プログラムの監修を担当した角川アスキー総合研究所の遠藤諭氏は、「『東京未来ファクトリー』は小さな学校。ここで沢山のヒントを得て、ぜひ、未来に向けた仲間づくりもしてほしい」と生徒たちに語った。

角川アスキー総合研究所 主席研究員の遠藤諭氏

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