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2022年3月30日~4月5日のツイートデータから注目「ゲーム」流行語を探し出す

人気キャラ性能修正騒動で原神が100万ツイートの大台超え

2022年04月13日 18時00分更新

トップの原神はキャラ性能にまつわる騒動も手伝って100万ツイートの大台を突破

公式エイプリルフール企画が目白押し!

 いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり!

 国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2022年3月30日から4月5日までのツイートデータをもとに、「ゲーム」に関連する注目ワードを大公開!

せきゅラボ注目の「ゲーム」関連ワード 3/30~4/5
ワード ツイート数
1 原神 100万2930
2 ウマ娘 プリティーダービー 42万4439
3 刀剣乱舞-ONLINE- 27万9004
4 Apex Legends 25万5555
5 ポケットモンスター 22万5327
6 プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク 22万2877
7 Dead by Daylight 20万9118
8 Fate/Grand Order 14万7386
9 放置少女~百花繚乱の萌姫たち~ 13万4905
10 あんさんぶるスターズ! 12万380

 1位は「原神」。2月16日のアップデートから実装された人気キャラクター「八重神子」のスキルが3月に修正されたが、ユーザーから批判が多く寄せられたことにより公式が4月2日に仕様を巻き戻すことを発表して話題となっています。

 

 2位は「ウマ娘 プリティーダービー」。4月1日に1400万ダウンロードを突破した話題のほか、4月5日にイベント報酬として「サークルポイント10万」を誤配布したことで緊急メンテナンスとなり、「サークルpt」がTwitterトレンド入りするなど大きな話題となりました。

 

 3位は「刀剣乱舞-ONLINE-」。3月29日より配信されているゲーム内イベント「対大侵寇防人作戦」にて、物語の根幹に関わるエピソード内容に加えて、第一部終了を示唆するメッセージとスタッフロールが流れたことが話題を呼んでいます。

 4位「Apex Legends」。多くのゲーム実況者やVTuberが本作の実況動画を投稿しているほか、フレンド募集なども多く見受けられる。また、ゲームの目的にそぐわない行動をするプレイヤーを晒す動画ツイートが拡散されています。

 5位は「ポケットモンスター」。4月1日にアニメ放送25周年を迎え、公式から特別映像が公開されたことでツイート数が増加しています。

 6位の「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」は、3月30日に1.5周年を迎えたことを記念して公式が投稿したイラストツイートが拡散されています。ほか、「エイプリルフール特別企画」として、シャッフルユニットによる限定MVを公開したことも話題を呼びました。

 

 7位は「Dead by Daylight」。4月28日にモバイル版のリリースを予定しており、これに伴うRTキャンペーンツイートが拡散されています。

 8位は「Fate/Grand Order」。春のプレゼントキャンペーンツイートが大拡散となっているほか、エイプリルフールに伴うイラスト『学園恋愛特異点グラオダ』も話題となりました。

 

 9位は「放置少女~百花繚乱の萌姫たち~」。サービス開始5周年を記念したフォロー&RTキャンペーンにより、ツイート数が増加しています。また、CMに出演している深田恭子さんによる5周年お祝いメッセージ動画が拡散されています。

 10位は「あんさんぶるスターズ!」。『ポプテピピック』作者・大川ぶくぶとのコラボ作品『あんさんぶくぶスターズ!』が、エイプリルフール限定企画の『あんさんぶくぶスターズ!! – Cry Wolf -』として公開され、注目を集めました。

 

「嘘を見抜く」ではなく「(まずは)嘘と見なす」が新トレンド

 今週は4月1日を挟んだ集計だったこともあり、エイプリルフールにちなんだネタがツイート数を底上げしました。この日はたとえニュースリリースであっても「嘘か本当か」一瞬迷ってしまいますね。ただ、セキュリティの観点からみれば、「まずは嘘(信頼しない)と見なす」ゼロトラストがトレンドになっています。

 悪意ある人たちによる攻撃は年々巧妙になっており、もはや「社内だから安全」「大学内は安心してよい」といった気持ちでのネット利用は危険なのです。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「ゼロトラスト」ってなに?

A:信頼ゼロ、つまり「すべてを信頼しない」というコンセプトで実行するセキュリティ対策の手法。

 企業のネットワークセキュリティでは従来、ファイアウォールを境界にして企業の内部と外部に切り分け、「内部は安全、外部は危険」という方針で対策されてきた。しかし昨今では、企業のクラウドサービス利用が一般的になり、また働き方改革やコロナ禍によってテレワークも増加している。

 こういった状況により、ネットワークの内部と外部で安全か否かという従来のセキュリティ対策は意味をなさなくなり、すべての通信を信用しないことを前提として「社内外に関わらず通信は暗号化する」「ユーザー認証を強化する」といったセキュリティ対策を実施することが新たなトレンドとなっている。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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