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HUAWEI MateBook E実機レビュー その3

ファーウェイの 2in1 PC「HUAWEI MateBook E」はカメラがいいのでワーケーションに◎

2022年04月22日 10時00分更新

 12.6型有機ELディスプレー搭載の2in1 PC「HUAWEI MateBook E」には、リアに1300万画素、フロントに800万画素のカメラが内蔵されています。ファーウェイ端末と言えば、カメラ画質には定評があります。と言うわけで今回は、ノートPCのレビューとしてはちょっと多めにテスト撮影を実施してみました。

ファーウェイ「HUAWEI MateBook E」8万8800円~

リアに1300万画素カメラ(インテル製「S5K3L6XX04」、F1.8)、フロントに800万画素カメラ(Hynix製「HI846」、F2.0)が内蔵されています。リアのカメラはLEDフラッシュ付きです

カメラに定評のあるファーウェイ製らしく
リアカメラでの写真はなかなかのクオリティー

 まず日中にリアカメラで撮影してみましたが、Windows搭載のPCとしては画質は高いですね。フラッグシップスマートフォンのカメラと比べると精細さにやや欠けますが、露出やホワイトバランスは適正で、見たままの発色で撮影できていると感じました。画作りという点では、ファーウェイ製スマートフォンのノウハウが生かされているのかもしれません。

イメージ情報4096×3072ドット、シャッタースピード1/1842、F1.8、ISO64、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

イメージ情報4096×3072ドット、シャッタースピード1/1992、F1.8、ISO64、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

イメージ情報4096×3072ドット、シャッタースピード1/1038、F1.8、ISO64、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

イメージ情報4096×3072ドット、シャッタースピード1/618、F1.8、ISO64、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

イメージ情報4096×3072ドット、シャッタースピード1/1357、F1.8、ISO64、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

 ただし、夜景の撮影はちょっと厳しいというのが正直なところ。ある程度光量があればそれなりに撮影できますが、少し暗めの状況だと全体的にボケてしまい、ノイズも目立ちます。また、看板や照明などの強い光源は盛大に白飛びしていますね。夜景を撮影する際には「ナイトモード」を搭載したスマートフォンを利用することを強くオススメします。

イメージ情報4096×3072ドット、シャッタースピード1/25、F1.8、ISO784、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

イメージ情報4096×3072ドット、シャッタースピード1/25、F1.8、ISO456、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

 さて、お見苦しいのを承知の上でフロントカメラで自撮りしてみましたが、発色や解像感はよかったものの、やや露出が高い傾向が見られました。ただし下の写真をよく見ると本棚の背表紙などもしっかりと写っています。露出さえ調節すればかなり綺麗な画像になると思われます。ビデオ会議の際には画質調整のうえで参加すれば、かなり印象がよくなるでしょう。

イメージ情報3264×2448ドット、シャッタースピード1/15、F2.0、ISO306、露出モードAperture priority (semi-auto)、測光方式Average

【まとめ】カメラは日中であれば文句ナシ
暗い場所はかなり厳しい

 HUAWEI MateBook Eは、夜景撮影には不向きですが、日中であればスマートフォンと遜色ない画質で撮影できます。メモ代わりにホワイトボードを撮影するだけでなく、プレゼン資料用の絵素材、イラストを描くための背景素材を撮影するためのカメラとして活用できるだけのクオリティーを備えていると言えるでしょう。次回は使い勝手チェック編をお届けいたします。

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