大作ゲームが目白押しで内蔵SSDがSOS！

ELDEN RINGなどPS5の最新ゲーム5本を「Samsung SSD 980 PRO ヒートシンクモデル」に入れたら快適だった

2022年03月25日 17時00分更新

SIE「グランツーリスモ7」

Gran Turismo® 7 © 2022 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

　3月4日に発売されたのが、今年25周年を迎えたSIEの「グランツーリスモ7」だ。実在するクルマでレースをするというコンセプトのもと、さまざまなやり込み要素をもの混んでおり、前作のようなオンライン対戦重視ではなく原点回帰となるクルマ集めやパーツによるチューニングなど、クルマ好きにあらゆる楽しみを提供してくれるゲームとなっている。

　検証はVer.1.080.000で、容量は108.0GB。起動時間はオープニングムービーが表示されるまで（スキップでタイトルメニューへ）。ゲームロード時間は「ミュージックラリー」の「トライアルマウンテン」コースを「スタート」してからプレイできるまでとした。

「グランツーリスモ7」でのロード時間の結果

　結果は、若干980 PRO ヒートシンクモデルのほうが速いものの、やはり誤差の範疇。PS5内蔵SSDと遜色ないことが確認できた。ミュージックラリーのトライアルマウンテンのコースは、ロード時間が長いが、ほかはそうでもなく全体的にゲームロード時間は短い印象。ゲームモードにもよるがリスタートを頻繁に行なうので、ロード時間が短いのは非常にありがたい。

ゲームのストレージ間の移動時間を計測

　最後に、ゲームのストレージ間の移動時間も計測してみた。PS5内蔵SSDから980 PRO ヒートシンクモデルへの移動を「from PS5 SSD」、980 PRO ヒートシンクモデルからPS5内蔵SSDへの移動を「to PS5 SSD」としている。

ゲームの移動にかかる時間の結果

　結果は、PS5内蔵SSDへの移動はおおよそゲーム容量に比例した結果だったが、980 PRO ヒートシンクモデルへの移動は、そうならなかった。特にグランツーリスモ7が108GBと大容量にもかかわらず、異常に早く完了する。それでも転送速度は単純計算で、グランツーリスモ7は約1402MB/秒、Horizon Forbidden Westは約930MB/秒なので、SSDの性能をフルには発揮していない。

　PS5内蔵SSDへの移動が980 PRO ヒートシンクモデルへの移動に比べて大幅に時間がかかっていることもあり、システムによるなんらかの操作が行なわれていると思われる。