日本発のプラントベース(植物性原料)フードのブランド「2foods(トゥーフーズ)を手掛けるTWO(トゥー)は、カゴメと共同開発した“卵不配合”のオムライス「エバーエッグオムライス(プラントベースデミグラスソース/プレミアムトマトケチャップ)」を、3月10日から「2foods」都内6店舗にて提供開始した。また、「Makuake(マクアケ)」にて冷凍商品「2foods プラントベースオムライス」を3月9日から予約販売開始した。
TWOとカゴメ社は、2021年4月に包括業務提携契約を締結して、プラントベースフードの開発に取り組んでいる。今回、プラントベースの“オムライス”が両者の共同開発商品の第一弾。
注目が高まるプラントベースフード市場において、“ヘルシージャンクフード” をコンセプトとして「おいしさ」にこだわったプラントベースフードブランド「2foods」と、創業以来トマトケチャップをはじめとした様々な野菜のおいしさや栄養を活かしたものづくりを大切にしてきたカゴメの双方の強みを活かした取り組み。第一弾としてオムライスを選んだ理由は「プラントベースフードであることに驚きを感じてもらえるメニュー」であることや「世代を超えて愛されているメニュー」であることが理由にある。
要となる“卵”の代替には、大豆ではなく、野菜(人参)と白いんげん豆を選定し、独自技術「野菜半熟化製法」を用いてプラントベースエッグ「Ever Egg(エバーエッグ)」を開発。まるで洋食店で提供しているような“ふわとろ食感”のオムライスを楽しめるという。ライスは、ソイミートやコーンにスパイスをきかせた味わい深いケチャップライス。さらに、オリジナルに開発した「プラントベースデミグラスソース」か「プレミアムトマトケチャップ」をかけて仕上げる。
事前に開催された発表会では、2foodsの味に惚れ込んですでに出資をしているロンドンブーツ1号2号 田村淳さんと、日本の洋食文化を国内外へ発信する活動をされている日本洋食協会岩本忠会長が、エバーエッグオムライスを実食。田村淳さんは「喉を通るときの卵の独特の質感までそっくり」と、岩本会長は「香りも卵らしい香りがする」と、卵不使用ながらあまりに違和感ない“オムライス”に驚きを隠せない様子だった。
「エバーエッグオムライス」は第一弾として店舗での提供と「Makuake」での先行販売となる。今後一般での販売への拡大も視野に入れているという。
「エバーエッグオムライス」の店舗提供は、2foodsの渋谷ロフト店・銀座ロフト店・アークヒルズ店・麻布十番店・八重洲地下街店・ラボキッチン(人形町)の6店舗にて実施。野菜の特徴を生かした深みがあるコクが特徴のデミソースをかけた「エバーエッグオムライス(プラントベースデミグラスソース)」と、絶妙な塩加減でトマトの甘さを引き立てたケチャップソースの「エバーエッグオムライス(プレミアムトマトケチャップ)」は、いずれもテイクアウト1188円、イートイン1210円。
応援購入サービス「Makuake」では3月9日~4月20日まで限定2350セットを販売。3月17日現在、すでに400万円の応援購入総額となっている(販売ページ)。
※記事中の価格は消費税込(8%)
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