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山根博士のグロスマレビュー

6400万画素カメラ搭載の「美ボディー」スマホ、「OnePlus Nord CE 2 5G」の実力を検証

2022年03月07日 12時00分更新

カメラは3眼構成で、仕上がりも上々

 カメラのスペックは前述したようにトリプル構成で、メインカメラが6400万画素、F1.79。超広角カメラは800万画素でF2.2、そしてマクロカメラは200万画素でF2.4だ。望遠倍率は0.6倍からデジタル20倍まで(動画は10倍)、動画は4K 30fpsまでに対応する。

OnePlus Nord CE 2 5Gのカメラ部分のアップ

 カメラのモードは「夜景」「動画」「写真」「ポートレート」「その他」となっている。写真では上部の「64」のアイコンのタップで1200万画素相当撮影と6400万画素撮影をワンタッチで切替可能。その横にはAIのON・OFFボタンもある。ディスプレー内のプレビュー部分を上から下にスワイプすると、タイマーとアスペクト比の変更、さらに設定画面を開くことができる。望遠倍率は2倍以上はデジタル20倍までに対応する。

カメラ起動時の写真モード(左)。6400万画素に切り替えると倍率が消える(中)。タイマー設定などはスワイプ操作で呼び出す

望遠は20倍まで(左)。設定画面の詳細(中、右)

 動画は1080pは等倍のみ、720pと4K撮影時は超広角と2倍、さらにデジタル10倍までを利用できる。手振れ補正撮影は1080p/60fpsだけが対応。そのほかの解像度の時に手振れ補正をONにすると、自動的に1080p/60fpsに切り替わる。ほかにはプロモードである「エキスパート」や「マクロ」「スローモーション」、前後カメラを同時に使える「アウト/イン同時動画撮影」などのモードが利用できる。

動画1080pの画面(左)。720pと4Kは10倍まで利用できる(中)。その他の中にあるモード(右)

 それでは作例をいくつか紹介する。

超広角(3264x2448ドット)

等倍(4624x3468ドット)

2倍(4624x3468ドット)

20倍(4624x3468ドット)

等倍、ボケなし(4624x3468ドット)

等倍、ボケ最大F0.95(4624x3468ドット)

等倍、5cmまで寄って撮影(4624x3468ドット)

マクロ、1cmまで寄って撮影(1600x1200ドット)。もっと寄れるが照明の色をAIが処理できず、室内灯の色で黄ばんでしまった

等倍、夜間撮影(4624x3468ドット)

等倍、夜景モード撮影(4624x3468ドット)

 ミドルハイレンジの性能に高画質なカメラを搭載、ヘッドフォン端子やトリプルカード対応など使いやすさを追求し、さらに65Wの高速充電に対応するOnePlus Nord CE 2 5Gは価格性能比に優れた「なんでも入り」と呼べるスマートフォンだ。美しい仕上げのボディーはOnePlusのイメージを高める効果もあるだろう。日本への上陸予定はないものの、グローバルでどのような評価を受けるか気になる製品だ。

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