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Raspberry Piベースの地震計が作れる工作キットに最新バージョン!

2022年03月03日 10時00分更新

 Raspberry Piを使った地震計を自作できる工作キット「PiDAS (Raspberry Pi Picoで作る自作地震計) 作成キット」に新バージョンが登場。技術系サークル「きじのしっぽ」が手がけた同人ハードウェアで、家電のケンちゃんにて8360円で販売されている。

「Raspberry Pi Pico」をベースにした地震計が作れるという、はんだ工作による工作キットに新バージョン。ケースが付属するため、価格はちょっと上がっている

 昨年10月に発売された「Raspberry Pi Pico」ベースの地震計「PiDAS」が作れる工作キットがマイナーチェンジ。新たに2枚のアクリルパネルとスペーサー、ゴム足で構成されるケースが付属するフルセットになった。ケースを自作する必要なく、安定した状態でPiDASを設置できるというわけだ。

上下のアクリルパネルとスペーサー、ゴム足によるケース素材が同梱。別途ケースを調達する必要がなくなった

 「PiDAS」自体の機能に変更はなく、3軸の加速度センサーを利用してリアルタイムに震度を算出、LEDの点灯レベル(合計10個)で震度を視覚的に把握できるというもの。はんだ工作で組み立てるためのパーツ一式がセットになっており、同サークルによる同人誌「Raspberry Piで手軽に震度を計測しよう!」も付属している。

 なお店頭ではサンプルとして初期型の緑基板タイプが展示されているが、新バージョンでは黒基板が採用されている。

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【取材協力】

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